アカネは、私から話を持ち出す前から「信じて」と言い続けてくれていた。
その言に偽りはなかった。
私の愚行を全て話し、自ら凌辱を受けることになったにも関わらず、私を責めることは一切なかった。
私は世界中で、アカネを一番信頼していると言える。
「アカネちゃんだけじゃない、、美貴ちゃんには僕もいる」
ほんとに?
本当にアカネと同じように信じていいの?
「なら、、ナオトに聞いてみたいことがある」
私がそう切り出すと、ナオトは私の手を握り、
「なに?」
何でも聞いてよ、という笑顔だった。
その笑顔に相応しくない質問をすることになるのだが、
「ナオトの思ってることを知りたい、、、
私は、、こんな薄汚れた女だよ、、
実際、ナオトは見たし、、聞いたし、、、
それで何でまだこうして居てくれるの?」
話しながらまた私は泣いた。
一生消えない傷なんだ、、、今私は悟った。
二度と私は綺麗なカラダに戻らない。
「そういうことか、、、何とも思ってない、、ということはないよ、もちろんね。
好きな女の子が他の男とSEXしてて、それを見せられて、助けることも出来なくて、、、
もちろん辛かったよ」
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