翌週に、ナオトは物件を探すためこちらに来た。
約二か月ぶりの再会だったが、、会った瞬間涙が出た。
「美貴ちゃんがこんな涙脆いとはね」
私の立場になれば、、誰だって泣くよ、、、
私たちは不動産屋巡りという名のデートをした。
ナオトとの、初めてのデートになった。
夜になり、食事も二人で済ませ、、、
沈黙になったときにふと考える、、、
ナオトは、私のことをどう思っているのだろう、、、
もちろん、、愛してくれているのだろうということはわかる。
が、、汚れまくった私のカラダのことを、、、
この先、ナオトが抱いてくれることはあるのだろうか、、、
「どうしたの?また不安そうな顔して」
不意をつかれ動揺する、
「また、って、、、私、不安そうな顔してた?」
無理に笑って返してみるが、
「そりゃまだ数ヶ月で忘れるのは無理だろうから、、、
でもね、、僕もアカネちゃんと同じくらい信用してくれていいよ」
え、、?アカネ?
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