「それより由貴、、肝心な話なんだけど、、、」
返信出来ないでいる私に、また舞衣からメールが、、、
内容は、核心の部分としては、私も連れてこい、と命令されたとのことだ。
3度目の輪姦の際、舞衣のほうから「もうやめてほしい」と申し出たところ、条件として言われたのが私の同行らしい。
無論、舞衣は私を巻き込むことなど論外で拒否したが、連中のほうは、
「由貴には指一本触れない」
と言ったらしい。
それでも、自分がまわされてる場面を友人の私に見られるなど出来ない、と拒んでいたらしいのだが、、、
連日の暴行に心身とも疲弊しきった上に、応じないなら彼氏にもバラす、と脅されたらしい。
そういう話だった。
なので舞衣は、自分から慎也に全て話し、もう別れることを決心した、と。
私は迷うことなく出向くことを承諾した。
舞衣をこんな目に遭わせた連中を、私は許せない、、、
望むところだ。
乗り込んで私が話をつけてやる。
舞衣は反対した。
由貴を巻き込むことは出来ない、と。
仮に私が襲われたら警察に行ってやる、、、
私にはそのくらいの覚悟があった。
しかし実際は、、連中が仕掛けていた「罠」は、そんな単純なものではなかった。
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