私は股間に違和感を覚えながら夕暮れのなかを帰路についていた。
あれから何時間も、大塚だけでなく沙希たちにも凌辱を受けた。
大塚のほうがマシだったと言える。
ただ私の中で繰り返し果てるだけで、私のほうも快感そのものは愉しめた、、、とは言いたくないが感じて、最後のほうはみっともない声まで出していた。
沙希には、、2回も逝かされた。
女同士だから弱いところもよく判っており、みんなの前で私は絶頂してしまった。
犯されたことより、そちらのほうがある意味悔しかった。
しかし、、、
私は我に返ると涙が止まらなくなっていた。
本当によかったのか、、、こんなことで、大切な初めてを失ってしまった。
あんな男に、、、しかもレイプで。
なんで私がこんな目に。
これまで何ごとにも真面目に取り組んできたつもりなのに。
途中から、確かに私は自ら求めて行為を受け入れた。
ただそれは、レイプされるのが嫌で、自分に「合意」であったとあとで言い聞かせられるように、という考えからのことで、、、いざこうして犯されてみると、やはり悔しかった。
犯されたことそのもの、、というより沙希たちになじられたことの屈辱のほうが大きかったのかも知れない。
私は、家までの道のりを、倍以上の時間をかけて歩いていた。
こんな打ちひしがれた様では、母に何があったのかと問われるに違いないし、それを隠し通せる自信もない。
家に着くまでに何とか正気を取り戻さないと。
、、、隠し通す?
由貴、、警察に行くんでしょ?
その為にはまず、、、お母さんに話さないと。
、、、やはり言えない。
されたことの仔細を尋ねられても話せない。
悔しいが沙希の言う通りとなった。
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