「よぉ、白井、、、いい胸してるよな。
本人に会ったらまた勃ってきたぜ」
沙希宅には、、女子たちのほかになぜか大塚がいた。
大塚久志。
舞衣が安達の前に交際していた相手で、その関係で私もよく顔を合わせてはいた。
素行は、勝見たちほどではないが決して良くはない。
ただ、違いがあるとすれば大塚はそれなりに成績がよく、顔もいいので女子には人気はあった。
大塚のほうも、いわゆる「女好き」で、人気をかさに舞衣をはじめ女の子をもて遊んでいた。
私はもちろん、そんな大塚が好きではなく、舞衣の彼氏というのでなければもっと敬遠していた。
「なんで大塚がいるのよ」
私は気丈に振る舞いながらも顔を赤くし、目も赤くして大塚を睨んでいたと思う、、、
私は昨日、この男に画面越しとはいえ下着姿を見られた。
恥ずかしくて屈辱で、死んでしまいたくなるくらいだ。
「だって由貴は動画、消して欲しいんでしょ?
約束だから私のは消したよ。
グループLINEも見てみな。消してあるから。
だからあとは大塚のスマホの中の分だけ。
大塚に来てもらわなきゃ消せないでしょ」
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