「待たせたね大塚、、、今から由貴が脱ぐから。
ブラ姿だけど、それで我慢して」
沙希と大塚の通話内容を聞いてるだけで、恥ずかしくなる、、、
私が先に脱いでみせることで、交渉は成立した。
「わぁ、、、予想通りおっきいね、、、」
夏美が、ブラ姿の私を見て思わず洩らす、、
沙希がスマホを私に向ける。
その向こうでは、同級生の男の子が私の下着姿を見ている、、、
死ぬほど恥ずかしかった。
時間の進みを、こんなに遅いと感じたことはない。
「大塚が逝ったってさ。もういいよ、由貴」
逝ったって、、、なによ。
私はますます恥ずかしくなった。
男子の、、、ネタにされたなんて。
実は、、こういったことが初めてという訳ではなかった。
私の胸が、、男子の注目を集めてるらしいということを聞いたことがあった。
体育の時間や、特に水泳の授業のときは、そういった嫌な視線を感じた。
ブラ姿まで男の子に見られたのは今回が初めてだった。
服を着直した私は、舞衣を連れて帰ろうと元の部屋に戻ろうとしたが、
「沙希、、お願いがあるの」
「まだ何かあんの?」
「今のこと、、舞衣に言わないで」
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