彼女はきっと来るだろう。
あのタイプはプライドがある。
自分の裸の画像など、何に代えても守る。
私の経験則ではそうだ。
私は先に待つ、と彼女に告げたが、万一を考え彼女の到着を外で待つ。
怪しい気配があれば即逃げる。
、、彼女は時間とおりにやってきた。
美奈は、濃色のポロに真っ白の短めのスカートで現れた。
飲み物をオーダーすると、窓際の二人掛けのテーブルを選び、周囲を見渡す。
間違いない。
暗がりであったが見覚えのある顔だ。
なにせ、自分が精子をぶちまけた顔だ。
それに美奈は美人だ。忘れるわけはない。
「待たせたね、、美奈ちゃん」
彼女の正面に腰を下ろす。
彼女は一瞬、驚いた表情を見せるが平静を装い、
「、、か、返してください」
よく見ると本当に美形だ。これは大当たりだ。
「相談しよう、、写真を消す条件についてね」
私は、美奈に携帯を差し出した。
あのときの画像だ。
美奈が泣きながら私のものを咥えている。。
「やめてください!こんなところで、、、条件って、、何です?」
必死に強がって見せる。
なかなか芯は強い子のようだ。
なら尚更自分の尊厳には拘るだろう。
写真のためなら何でもするはず。
ポロの胸元には高校名とバスケ部という文字がある。
部活のユニフォームらしい。
あのときの小ぶりのバストが、シャツの下にある。
ぜひもう一度、拝ませてもらおう。
「出ようか」
店を出た私は美奈に、
「この先にラブホテルがある。知ってるかもね。そこで話の続きをしよう。」
美奈は不安な表情で、
「どうしてそんなことじゃないといけないんですか、、いやです。他の場所にしてください」
そろそろとどめだ。
「随分と強気だね。いいのかい?自分の立場を理解してるのか?」
私は続けた。
「写真を消して欲しいならそれ相応の覚悟はあるんだな?
なにもされないで消してもらえると、甘い考えをしてるなら帰りなさい。
その代わり、、もう学校に行けなくしてやる」
これまで張り詰めたものが、限界が来たのか、美奈の表情はますます曇りだす」
「、、な、なにを、、する気なんですか?、、私に」
怯えながら、私に答えを求める美奈は、恐怖かはたまた怒りからか、、震えているようにも見える。
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