私は学園生活が始まり、すぐに期待は儚く崩れ去ります。
まず、通学時の満員電車の事、見ず知らずの人との密着する様な状況で、短時間では有りましたが
テリトリーを侵される感覚は我慢出来ない物でした。
しかも、初日から痴漢に遭遇する始末・・・。
当然、声を上げたりなんか出来ません。
それより、妄想癖が顔を覗かせるのです、今迄より強く・・・。
脂ぎったおじさんや、同年代の男子・・・特に近所の男子校の生徒などは私が時間を早めても
クラブ活動などで早く出る人も多く、その体臭などは目眩がしそう・・・。
私達の学校の生徒も早く出る人も多かったのですが、出口に近い方はどちらの生徒も多くて
それに警察の関係の人も多い筈なんですが、中学生の私を痴漢するなんて・・・。
制服にも問題はあると思います、上下のセパレーツなんですが、背後から手を入れやすいと
私は思いました。
そして、もう一つはクラスメイトのことでした。
幼稚園から大学まである為、中学位から入学する人と、幼稚園から入学している人もいて
高等部になれば同じぐらいだけど、中等部では比較的新入生が少ないのです。
それと、カトリックの信仰してる人が多い事です。
私は母が出た学校と言うことでそれほど気にしてはいなかったのです。
私も小さい時に洗礼は受けたみたいでしたが、忘れていた程でした。
そんな中で新生活を始まりました。
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