プールに行くと、夏季合宿の高等部の練習が始まっていました。
男子の目が無いと言うのは生徒達をラフな感覚にさせています。
私達のスクール水着と違って、高等部の先輩達は競泳水着・・・、お尻やデリケートなソーンは
切れ上がって、ひと泳ぎしたら食い込む様で、人前もはばからず指を入れて直しています。
私も発育が良い方でしたが、高等部の先輩達の鍛え上げられた肢体は女の私でも美しく感じました。
ふらりと来た私は不意に声を掛けられます。
高等部女生徒) あら、あなた水泳に興味あるの?、良かったらひと泳ぎしない?
さなえ) え!・・・いえ・・・私・・運動音痴で・・それに・・・水着無い・・・。
私に声を掛けて来たのは、高等部三年生の『しのぶ』だった、私は知らなかったが高等部ではユリだと
噂の有る生徒だったのです。
容姿端麗で、性格も良くみんなに慕われて、中等部でも人気のある人だったのです。
その屈託のない笑顔は内向的な私の心を鷲掴みにしたのです。
しのぶ) あら、水着なら私の替えがあるからそれで良かったら使って良いよ・・・、嫌じゃなかったら少しどう?
さなえ) そ・・・う・・ですか・・・それなら・・・良いんですか・・・。
しのぶ) 良いよ・・・、じゃあ、待ってて・・・あ、それより一緒に更衣室に行こう・・・。
私は何の警戒心も持たずに後をついて行きました。
何となく他の生徒達が、私達のやり取りに興味を持っている様に思いましたが、私には判りませんでした。
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