正直、クラスでもすっかり陰の薄い存在だった私は、学校の行事に何の関心もありませんでした。
しかし何の協力もしないわけにもいきません。
クラスの出し物の、セットの製作など買い出し、、可能なことは手伝い、、ようやく前日の夜になって全てが完成したようです。
ほとんど他人事ではありましたが。
おかげで帰りは遅くなり、暗がりのなかの下校など、部活をしていた頃以来でした。
学校は、地元駅から20分ほどのところにあり、山手の住宅街に住む私には、市街の方向にある通学は、帰り道に買い物など寄り道ができ、都合のよいものでしたが、、、
帰宅が遅くなるとそれなりに面倒もありました。
まず、20時の前半で路線バスが無くなってしまい、徒歩で帰ることになります。
バスで5分ほどの距離なんですが、母からは夜は危ないのでバスを使うように、と言われていました。
この日は、最終バスの時刻に間に合わず、やむ無く徒歩で20分ほどの道のりを歩いて帰りました。
道そのものは、小中学生ののときから歩き慣れた道ではありましたが、、それだけに、どこが暗い道だとか、どの辺なら地元の不良がよく屯しているとか、、そういうことも把握していました。
私は、、
いつもよりだいぶ暗い時刻に地元駅の改札を出、、よからぬ考えを思い浮かべました。
、、その頃私は、、
恥ずかしい話ですが、毎晩のように自分を自分の手で慰めていました。
恐らく同年代の女の子なら、私だけではないとは思うのですが。。
性欲は強かったのでしょう、初めてそういうことをしたのも小学生の頃からです。
ただ、、どうだったでしょう?
浮かべるイメージは、悪い奴に囚われ、エッチなことをされてしまうヒロイン、、作中では寸前でヒーローが余計なことをして助けちゃいますが、私のなかでは辱めを受けちゃいます。
中学生くらいになり、そういった知識も増え、私の中のヒロインは、悪者に「挿入」までされていました。
決して人には話せない妄想でした。
私が異常なのか、それともこれくらい普通なのか、、そんなことが判断できる年齢ではありませんでした。
とにかく当時の私は、
「私って、、欲求不満だよね、、おかしな妄想ばかりしてる」、
と落ち込むこともありました。
、、が、反面、
「どうやって発散させようか、、でないとますますおかしくなっちゃうし」
と自己肯定気味に、恥ずかしい妄想をさらに膨らませていました。
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