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私は結局承諾した。
茜が相手だ、、最初から断れないようなものでした。
それに、、実害もなさそうだし、私はあまり深く考えないようにしました。
当日を迎える。
待ち合わせの場所から、指定されているホテルに5人で向かう。
男の子たちには、私服や髪型が気に入ってもらえたらしい。
普段はロングの黒髪そのままだが、暑いこともあり普段あまり見せないポニー・テールに。。
褒めてもらえるのは嬉しいが、茜の前では止めて欲しかった。。
段取りでは、まず茜が男性と合流、親子としてチェック・インののち、「その友達」という設定で私たち4人が招かれる、という流れらしい。
合流のため、茜だけ離れる。私たちは待つ間、お茶に。
思ってたより楽しい。
それに、悪気はないけど茜がいないと少し気を抜ける。。
30分も立たずに、仁美の携帯に茜から連絡が入る。
いよいよか、、、
私たちは、「茜のお父さん」という設定の男性に、それらしく挨拶をする。
なんていうか、、想像してたより若い、、は言い過ぎだが、40歳前後なのかな?
茜のお父さん、は無理があるような、、と思いつつ、私たちの小芝居など、誰も見てはいなかった。
ホテル側から怪しまれたりはしないのかな、と思ったりもしたが全くそんな気配はなかった。
「今からこの男の人と茜がセックスをする」
、、、そう思い込んでいた。
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