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その日の午後の授業中、茜からのメールが入った。
私の学校では、授業中に携帯を触っている子は珍しくない。
先生によっては好き放題だ。
メールの内容はこうだった、
今日の放課後、4時半に教室に戻ってこいとのことだった。
武田、塩崎の二人がもう一度私と、、望んでいるらしい。
、、私は拒否した。
二度と嫌だし、しかも学校でなんて、、、
部活中であることも理由に、私はきっぱり拒否した。
次のメールで、、茜は私を脅した。
そこには画像が添付してたり、、、あの日の画像だ。
縄が食い込んで、小さめの私の胸がいつもより強調され少し大きく見える。
頭を掴まれ、無理矢理に口を使われ、、画像ではよく見えないが、泣きながら男の人にさせられている姿だ。
途中、ポニー・テールを解かれ、いつもの髪型にされてしまっていたので私だと解ってしまうだろう。
「写メ、他にもあるよ。ムービーも。まだ見たい?
私としては、菜穂や麻衣や、他の男子に見せたげないな。」
私は泣きそうになるのを、授業中でもあり、必死に堪えてた。
「私、何か悪いことした?茜、何か怒ってる?
なら謝るから、、」
少しして茜からメールが返ってくる。
「そんなことより4時半だからね。部活は何か理由つけて抜けてきなよ。
二人、真央を相当気に入ったみたいだから。
これ以上拒否るなら、、今度は荒木に写メ送るよ?」
荒木とは、、私の彼の名だ。
荒木優斗、、クラスは別だけど、同級生で、私が2年になる前から付き合ってる。
だから付き合ってまだ半年にも満たない。
1年のときクラスが同じで、しかも同じバレー部。春休み前に告白された私は、すぐにOKした。
初体験はゴールデンウィーク中に済ませた。
部活で顔は合わせることは多かったのだが、必ずしも男子部と女子部が同じ練習場とも限らず、会える時間が少ないことを彼は不満に感じてはいたらしい。
その為か、可能なときは彼は私を必ず抱いた。
初めこそ痛かったが、3度目には私のほうも感じるようになり、私も嫌ではなかった。
短期間ですでに4、5回ほど経験した。
場所は互いの家だった。。
優斗には絶対知られる訳にはいかない、、、
私は、、茜に従った。
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