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翌週、火曜なって私は登校した。
土曜の帰宅後から、私のカラダは疲労とショックから動かなくなり、日曜は一日中寝込んだ。
なかなか眠れない、、
目を閉じると、あのときの光景が蘇る、、、
裸で、しかもその日初めてあったばかりのおじさんに挿入され、自分は感じて声を出している、、しかも目の前には友達がいて、私を見ている。
今度はその相手が同級生の男の子に代わり、手錠を掛けられ抵抗出来ない私の胸を弄びながら腰を打ちつけてくる。
そんな光景が私を一日中襲い、日曜日だけで私は、涙が枯れるほど泣いた。
月曜にもさほど回復はせず、母もやむ無く学校を休むことを許したが、その母に、、顔を合わせるのも苦痛で、火曜には登校することにした。
土曜の面々は、4人とも私より先に教室に着いていた。
「あ、、おはよ、真央。大丈夫?」
私は茜に対しむっとした。
あんなことをしておいて、大丈夫か、なんて、、どの口が言うのよ。
その場には仁美も、そして菜穂も麻衣もおり、もしかしたら、、あの日居合わせなかった二人にも話した、、?
もし話が済んでいたら、、、
私は恥ずかしくて、顔を赤らめてたと思う。。
幸いに、二人は何も聞かされていなかったようだ。
そして、、
視線を変えた先には、、
武田と塩崎がいた。
恥ずかしい、、思い出しただけで泣きたくなる。
完全に正気を失ったあとの私は、あの日喘ぎ声を上げてしまっていた。
二人の前で、、、
でもこれは、この先起こる「悪夢」の、ほんの始まりに過ぎなかった。
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