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その夜、
両親と兄が寝静まるのを待つ間の時間が、とても長く感じました。
午前2時、、
両親は間違いなく眠りについている。
私は兄を確認すべく部屋の前まで。
部屋は灯りがついている様子はない。物音ひとつ聞こえない。
意を決し、私は恐る恐る玄関を出ました。
誰もいない、、
閑静な住宅街なのが幸いでした。
それでも表通りは避け、多少まわり道でも裏道を選び公園に辿り着きました。
生まれ育った街の公園、、
ロケーションは把握していました。
裸になるなら、、雑木林の奥がいいだろう。
公園の半分以上は雑木林である。
中央に大きな芝生の広場、それを囲むかのような遊歩道、さらにそれを囲む雑木林。
あまり奥まで行くと帰りが遅くなるので、自宅方向から最も近い入り口から入り、そこから近場の雑木林のなかを進んでいきました。
公園の、端から端まで歩くと5分ほどはかかる。
万一、家族に見つかればとんでもないことになる。
一応、喉が渇き、コンビニまで行ってた、という言い訳は用意していたが、そんな言い訳は一度限りだろう。見つかれば二度と出来ない。
もっとも二度目のことなど考える余裕はなく、雑木林の奥まで進んだ私は、周囲を十分過ぎるくらい見渡し、意を決して、、裸になり始めました。
下着を脱ぐときはさすがに躊躇いましたが、、
私は生まれた初めて屋外で裸になった。
つぎ、、どうしよう?
興奮はしたが、これだけでは満足しなかった、、
私は、、そこに寝そべり、自らを辱めました。
逝くまでに、いつもより短い時間しかかかりませんでした。
いつもの何倍もの興奮、それにやはり早く終わらせないと、という焦りから、あっという間でした。
我に返った私は、急いで服を着、驚く速さで自宅まで辿り着きました。
部屋に辿り着くと、安堵とともに興奮が甦った。
「私、、とんでもないことしちゃった、、、」
収まらない私は、もう一度カラダを痛ぶった。
下着のなかは、、まだ濡れていました。
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