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「ねえ、、まひろ。最近元気ないよ。」
彼女たちは美奈と鈴穂。
クラスで最も仲のいい2人だ。
恐らく噂はかなり広まっていて、2人の耳にも入っていることだろう。
恥ずかしいのと、詳細を聞かれたくないのを理由に、一時期よりだいぶ私から距離を置いていました。
「、、どうしたの急に、、?元気なくないよ。」
さっきも昼休みに、散々下半身まで弄ばれてきた。
このあとも、、放課後呼び出されています。
私、、変な匂いとかしてないかな、、やだな。
心配をしてくれるのは嬉しかったが。。
「ならさ、、はっきり聞くけど、まひろ、何か困ってるんじゃない?」
2人とも真面目で、私以上に真っ直ぐな性格だ。
特に鈴穂は正義感と言っていい。
「私たちで出来ることない?言ってくれていいよ」
その言葉に、きっとわかるくらいの動揺を見せただろう、、
そっか、、鈴も美奈も知ってるんだ、、、
思わず涙が溢れる、、
だめだ、、動揺したらバレる、、知られたくない。。
「何よそれ、、何にもないよ。。でもありがとね」
いたたまれず私はその場を去りました。
そして、このあと思いもよらぬ終焉を迎えることになります。
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