バスタオルを投げ捨てた。
クローゼットを開き、財布を入れた鞄を 備え付けられた金庫に仕舞った。
そして、全裸のまま 天井に、壁に、カメラを取り付けていった。
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妄想の中の男は、いつからか人数が増えていった。
妄想はエスカレートし、何本もの男の手が私の全身を弄っていった。
指で弄り、乱暴に揉みしだき・・・そのうち、舌まで使い始めた。
意識のない私の体は、男達に弄られながら揺れていた。
乱暴に胸を揉む腕に、足首を掴んで足を広げさせる手に揺れていた。
乳首を摘み上げられ、首筋を舐められた。
胸を噛まれながら、クリトリスを舐められた。
太ももの内側と首筋を、背中とクリトリスを、胸と乳首を、別々の舌が這い回った。
そんな妄想の中で何度も果てた。
そして、当然のように、妄想の内容は『レイプ』の雰囲気を纏っていった。
意識のないまま、全身に舌と指を這わされながら、次々と犯され続けていく・・・
相手がどんな男であっても、抵抗などできるはずもない状態で、次々と・・・
高校に上がる頃には、妄想はどうしょうもない状態になっていた。
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カーテンレールに、ソファーの布の間に・・・持ち込んだカメラを取り付けていく。
ナイトテーブルに小さな三脚を・・・部屋の壁際には大きな三脚を立てた。
一つ一つの作業をこなすたびに、心拍数が上がっていった。
空調の効いた 快適なはずの部屋で、私はいつの間にか汗をかいていた。
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