上着を羽織ると、力尽きたように麻由はその場にへたり込んでしまった。
「大丈夫か、、麻由?」
麻由を抱き抱え腰かけさせる。
「俊樹さんは大丈夫?、、あと少しで終わるから、、ごめんね、、済んだら連れて帰ってね」
麻由の言葉に、、私は涙が溢れた。
「、、あと何組ある?」
すぐ傍のオーナーに尋ねる。
「二組だよ」
まだ二組あるのか、、、
私の見ていたところ、麻由はもう4、5回ほど逝かされたように見える。
絶頂すると体力を消費するのは男も女も同じだ。
いくら若いとは言え、体力のない麻由があと二組も、、、
「さあ皆さん、次に参りましょう。次はアスカちゃんを逆海老に吊るしての輪姦で~す!」
逆海老、、?
聞き慣れぬフレーズに不安しかなかった。
「麻由はわかる?、、逆海老って、、」
「ううん、知らない、、けど吊るすって、、」
私たちは目を合わせる、、麻由は不安から怯えるように私の袖を掴んでいた。
「なぁに、心配いらないよ。麻由ちゃんは軽そうだから負担も少ない」
大した慰めにもならない。
その「逆海老吊るし」に参加の面々が麻由を私の手から連れ去っていく、、
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