店の中は思ったより広く、そして照明は暗めだ。
これでは数メートル先の人物の表情すら把握は出来ない。
私はグラス片手に、店内を散策する。
「こんばんは。おひとりですか?」
男性に声を掛けられる。私より歳がやや上かと思しき人物だ。
「あ、、こんばんは。ええひとりなんですよ」
「そうですか、、ここは初めてで?」
このような会話を少し交わしたあと、それとなく麻由、、いやアスカなる女性のことを尋ねてみる。
「ああ、あなたもアスカちゃんが狙いですか。
お時間かかりますが恐らく抱けますよ。
僕も色んな店行きましたが、あんな可愛い子は滅多にね。
それに来店したらまずやれないことはない」
この男はそのアスカなる女に詳しいようだ。
更に情報が欲しく、
「へえ、、噂聞いて来てみたんですよ。
どうしたらアスカちゃんに会えますかね?」
それとなく尋ねてみると、
「あ、、彼女なら今、プレイ中ですよ。
いつもの調教部屋ですよ」
調教部屋、、とは、怪訝な顔を出来るだけ押し殺し詳しく尋ねると、、
この店には個室を含め色んな部屋があって、調教部屋はいわゆる「SM」の設備の揃った部屋とのことで、アスカなる女は今、その部屋らしい。
「順番で行けばあと2時間弱くらいまでば、、何なら覗いてきたらいかがです?」
その部屋を含め、個室以外は外から覗くことができるらしい。
「え、、?じゃあご一緒にいかがです?」
そのように誘うと、見るとあとの楽しみが減る、とのことで、私に部屋の場所だけ教えてくれた。
急ぎ行ってみたが、、
私の到着と同時にドアが開き、数人の男とすれ違う。
もしかしたら、、こいつらがさっきまで麻由を犯してたのか?
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