「橘さん、麻由ちゃん、、待ってたよ!」
皆、麻由を見て一斉に響めき盛り上がる、
「今日は一段とかわいいねー、麻由ちゃん!」
勝手な行動にいささか気分を害しながら、話がある、と音頭取りの男を例の別室へと連れていき、、
「あんな若い男の子も連れて来たの?一応、麻由、、ちゃんの了解も得なきゃ、、」
あ、、、と悪気の無さそうに、若いほうが麻由が喜ぶだろうと、、
「あの、、、」
そこに麻由が入ってくる。
「すいません、、店長と二人で話したいんですが」
と言われて、男は快く退室する。
麻由は声を落として、
「橘さん、、私ならいいよ、別に」
意外な言葉だが、麻由のことだ、また気を遣ってのことかも知れない。
四の五の言う私に麻由は、
「別に誰相手でも同じだよ。抱かれるのが嫌なことに変わりはないよ。
それより皆さんと揉めないで」
返す言葉もなく、私は麻由に従った。
部屋に戻ると麻由は、
「あの、、シャワーお借りします」
と、手荷物と共にバス・ルームへと向かう。
「麻由ちゃん、何だかこないだより落ち着いてみえるね。
ねえ、橘さん、
こないだの後、麻由ちゃんは何て言ってたの?麻由ちゃんの感想というか、、」
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