私はそのあと、放心状態に近いまま、先にホテルを後にした。
麻由に、バイトを辞める旨告げられ、、動揺するなか一応確認を入れた。
どうして?なぜ辞めちゃうの?
「店長、、さっきいましたよね?」
気づいていたのか、、、
無駄だと思いつつもシラを切る、
「いたって?どこに?なんのこと?」
「惚けないでください。私を抱いたなかにいましたよね?」
どうすればよいのか、、
シラを切り通すことが最善か、もとより胡麻かし切れるのか、、正直に白状すべきか、、、
退職するとはいえ、給料の支払いがある。
幸いその日が間近で、それを理由に来て欲しい旨麻由に伝える。
麻由のほうもそれを承知し、2日後に店に来ることになった。
私は悩みに悩んだ。
私は、色んな意味で麻由を失いたくない、と考えるようになっていた。
彼女の魅力、、、
それは彼女のカラダにあるわけではない。
言ってしまえば幼児体型で、抱くならベターな女など山ほどいることだろう。
ただ、、麻由の持つ「オーラ」とでも言おうか、あそこまで辱められてなお放つ「気品」というか「凛とした振る舞い」というか、、
麻由自身に尋ねてみたかった。
あそこまで辱められて、、麻由はどう感じたのか、、
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