さらに一年が過ぎた。
あれからも、、私の歪んでしまった性癖に、文句ひとつ言わず麻由は満たしてくれた。
麻由自身もいつの間にか、こういうプレイを好むようになったのでは、、いや実は初めからそういう欲求があったのでは、、、
そう考えたことも度々あった。
でも、よくよく考えると、それは私の思い違いだ。
あれからも何度も他の男に逝かされ、拘束され、ときに精液を顔や口に出されることはあった。
しかし決して「気持ちいい」とは言わない、それにキスをされても決して舌は許さない。
それに彼女自身、口癖のように言う、
「したくてしたことはない。あなたが望むことをしてあげたいだけ」
だと。
嫌なら無理には、、とは言うのだがその度に、
「あなたはそれだけの幸せをくれたから。こんなの、何ともないよ。
それに、、さらに私に幸せをくれた」
麻由の妊娠がわかったのはつい先日のことだ。
「これでしばらく相手してあげられなくなるね、、、
なんなら、、他の女の人としてきたら?」
「、、いいのかい?麻由は」
麻由は笑いながら、
「ダメに決まってるでしょ!」
Fin
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