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「あの、、店長は外していただくわけにはいかないでしょうか?」
はっきりと拒絶された。
しかし、ここまで来て引き下がれるわけもなく、
「じゃあ聞いてみるね。僕は帰るから任せていいか、ってね」
そう言い、私は部屋に先乗りしている連中のひとりに連絡を入れる。
ただし内容は、
「麻由がこう言うので、NOと言う返信をよこせ」
と依頼、、その通りの返信を受けた。
「麻由ちゃん、、すまないが、責任者不在は困るって、、」
受け取ったメールを麻由に見せる。
「、、そうですか」
麻由は観念したようだ。
部屋は、、
思ったより広く、入り口を抜けるとバスルームを横目にかなり広めの部屋が。バスとその部屋の間には小部屋がひとつ。
まずは待ち兼ねた連中に麻由を紹介。麻由は照れ笑いを気丈に浮かべながらもあからさまに不安な目をする。
それが連中をさらに興奮させる。
既に全員がシャワーを終えたローブ姿で、あとは麻由のシャワーを待つだけだった。
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