今度は服を着る気力すらないようで、私に抱き支えられながら麻由は裸のまま息を乱したままだ。
なので私のほうで服を羽織るが、
「もう服を着せなくていいよ、、次も麻由ちゃんには裸でやってもらうことになる」
オーナーの言葉に嫌な予感しかしない。
まぁたいていは裸で、なのだろうが、、
もはや麻由にかける言葉もなく、未だ呼吸の落ち着かない麻由を抱きしめるばかりだ。
「さぁ、皆さん、、いよいよ最終ラウンドです、、、プレイ内容については、、壁のほうをご覧ください」
そのアナウンスに従い、麻由も私も部屋の壁のほうに目を向ける。
「えっ、、あれって、、」
麻由が不安げな表情で私の腕にしがみつく。
「オーナー、、できればあれは、、嫌なんですけど」
麻由が今日、初めて拒んだ。
正確には全て受け入れてはいないのだが、明確に拒否するのはこれが初めてだ。
「気持ちはわかるけど、、だとして他、どれならやれる?よく見てみろよ、他も結構きついぞ?なら同じことだろ?それに、、」
男は言葉を続ける。
「これが正真正銘最後だ。お客さんをすっきりさせてやってよ」
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