妹が覗いてるの、見つからなければ良いけど..。
茉莉香は、責めを受けているのを見られて恥ずかしいことより、そっちの方が気になった。
あっ!
もしかして?
父と母は、わざとあのカーテンの隙間を..。
桃香にわざと覗かせて、それを...!
茉莉香の思ったとおりだった。
茉莉香がベッドに座った父の膝に乗せられ、背面座位で犯されている時、いきなり母が桃香が覗いてるサッシ戸を、カーテンごと開けた。
そこには、顔を涙だらけにしながらも、ずっと姉が責められているのを、覗き続けていた桃香が踞っていた。
桃香は腕を捕まれ、母から室内に引っ張り込まれた。
すすり泣きながら桃香は、両親に対して、
「お願い。
お願いを赦して...」
と訴えた。
茉莉香は、目の前が真っ暗になった。
母は多分、こう言うだろう..。
「お姉ちゃんを助けたかったら、代わりに貴女が責められなさい。」
そして、まだ幼く汚れの無い桃香が、私がされたように..。
ところが、母が言ったことは、茉莉香の予想と全く違っていた。
「桃香ちゃんは、本当にお姉ちゃん思いの良い子なのね。
でもね、お姉ちゃんはお父さんお母さんから、こんなに叱られなくちゃいけない訳があるの。
良い機会だわ。
茉莉香、貴女がなぜ、こんなに叱られるのか、自分で妹に話してごらんなさい。」
とても本当のことを、妹に話せる訳がなかった。
父が変態で、死んだ実母を変態にしてしまい、今度は二人で部下の優湖を犯して、様々な拷問をした。
実母が死んだから、姉妹は実母の代わりに復讐をされる。
こんなこと、まだ幼い妹には、絶対に話せない。
茉莉香は、自分の頭で作り上げた嘘の話を、父から犯されながら、妹に話した。
優湖さんが、新しいお母さんにならないように、お姉ちゃんはお父さんに嘘を言ったの。
優湖さんは、お父さん以外にも、何人も男の人とエッチする悪い人だって。
でも、お父さんは騙されなくて、優湖さんと結婚したの。
それでもまだ、お姉ちゃんは、お父さんの大切な書類を、自分が隠したのに、優湖さんが隠した、って嘘を言ったの。
だからもう、お姉ちゃんは、お父さんの子供じゃないの。
こうやって、償いをさせてもらってるの。
そんな話を、妹にしてしまった。
桃香は、最後まで聞いてはいたが、
「嘘だ!
お姉ちゃんがそんなこと!
嘘だよね?」
と言うと、両親の寝室を飛び出して、自分の部屋に駆け込んでしまった。
「良く話したわ。
茉莉香。お前は、本当に賢い子ね。」
優湖は、満足そうに笑いながら、こう言った。
「これで明日から、家族じゃなくて、奴隷だよ。
自分で言った結果だから、仕方ないわね。」
翌日、茉莉香の部屋は、2階の明るい子供部屋から、1階の台所脇の物置部屋になった。
そして、家の中では基本下着姿で過ごし、早朝から起き出して家事の全てをさせられる事となった。
それでも優湖は、一つだけ約束してくれた。
「お前が、私の気に入るようにしていれば、桃香は本当に私の子供として、可愛がってあげる。」
茉莉香は、それを信じるしか無かった。
自分が辛い思いをすれば、妹が幸せになる。
そう信じて、耐えた。
優湖は茉莉香に、家の中では家事奴隷として完璧を求め、学校でも優等生であることを求め、更に夜の夫婦の快楽のために、優秀な性奴隷であることを求めた。
落ち度があれば、鞭や火を使った肉体的拷問以外にも、食事を抜かされたりした。
やがて、茉莉香が作る家族の食事は3人分。
茉莉香自身は、両親と妹の食事が終わり、皿か下げられた時に、残されていた物を食べることだけしか、許されなくなった。
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