次女の桃香は、姉の茉莉香とは正反対のおっとりとした性格で、自分で意識しなくとも、自然に周囲が気を使ってあげたくなる子だった。
そして、人の好意をそのままありがたいと思い、明るい声で「ありがとう」と言える子だった。
顔立ちも、姉が理知的でやや冷たい美人タイプなのに対して、ほんわかとした感じの可愛さだった。
茉莉香は、自分に無いものを持つ妹を、とても可愛がっていたし、桃香も姉を慕ってくれた。
茉莉香は、自分が優湖の手で汚され、責められても、「仕方ない..」と諦めに近い感情処理をすることができた。
しかし、妹に対して、そのような虐待がされることは、耐えきれなかった。
茉莉香の妹に対する母親に似た感情は、優湖にとっては、千鶴に対して出来なかった復讐を、代わって出来ると感じさせた。
本当なら、千鶴の目の前で、茉莉香、桃香の二人の娘を、夫であり父親である秀人にレイプさせ、母親である千鶴に泣きわめかせることが、目的だった。
千鶴が亡くなっている今、茉莉香に千鶴の代わりをしてもらうことになる。
賢い茉莉香は、自分はともかく、妹をなんとか新しい母から守ろうとしたが、大人で父親を完全に取り込んでいた優湖に、落ちはなかった。
親切や学校を含めて、助けてもらえそうな道は、全て閉ざされていた。
そんな茉莉香に、優湖は誘導をしてきた。
「健気なお姉ちゃんね。
私も賢すぎる貴女より、桃香ちゃんは、ずっと可愛いと思うわ。
可愛い妹の分、貴女が耐えることでも良いのよ。」
結局、茉莉香はそのわなに嵌まった。
自らの意志で優湖の責めを受け、それで妹を守っていけると、思い込まされていたのだった。
妹から、
「お姉ちゃん、私、昨日の夜、見てしまったの..」
と言われた時、茉莉香は言葉を失った。
まさか..、桃香に見られてたなんて...。
「お姉ちゃん、痛かったんでしょ?
辛かったんでしょ?
どうして、お父さんもお母さんも、お姉ちゃんにあんな酷いことをするの?」
茉莉香は、泣きながら聞いてる妹の顔を、しばらく見つめていたが、やがて涙を一筋流して、こう言った。
「お姉ちゃんはね、新しいお母さんに、とっても悪い事をしたの。
それで、お父さんも怒って、お姉ちゃんに罰を与えてるの。
でもね、それはお姉ちゃんだけにだからね。
ほら、新しいお母さん、桃香にはとっても優しいでしょ。」
もちろん本当の事は言えない。
桃香も、姉の言葉で納得したわけでは無かったが、それ以上聞いても、何も聞かせてはくれないだろう、と言うことを悟って、すすり泣きながら自分の部屋に入っていった。
その夜、茉莉香は両親に、正直に、妹から見られていた、と告げた。
だからこれからは、手加減してくれ、と言うのではない。
もう何も逆らわないし、何も隠しません、だから、せめて妹には..。
そんなつもりだった。
思ったとおり、その夜の両親の茉莉香への責めは激しく酷いものだった。
その日の昼間に、予定日より早く生理が始まったが、全く手加減はされなかった。
それどころか、いつもは茉莉香自身のか、優湖の穿いていた汚れたパンティを猿ぐつわにされるのを、その夜は茉莉香の生理用ショーツに貼りつけた、経血をたっぷり吸い込んだナプキンが、茉莉香の口に押し込まれた。
割れ目の周囲、主にクリトリスの上のところに、わずかに生えはじめた薄い陰毛が、最初は父の太い指で、続いて優湖の持つ毛抜きで抜き取られた。
まだ薄く細い、うぶ毛で毛抜きでも抜けない陰毛は、優湖の持ったロウソクの炎で焼かれてしまった。
茉莉香は、父から、幼女がおしっこをさせられる時のように、両足をM字に抱えられ、優湖の持つロウソクの炎に、前の割れ目だけでなく、後の穴である肛門までも炙られた。
前のクリトリスの上の部分からお尻まで、只でさえ生理中で肌が敏感になっているのに、優湖が
「いーちー、にーいー、さーんー、」
とわざとゆっくり数えながら、ロウソクを動かしたのだ。
どんな事でも耐えよう、と幼いなりに覚悟していた茉莉香だったが、とても耐えられなかった。
口の中の血だらけのナプキンを噛み締めて、「うぐっー!」とくぐもった悲鳴をあげ、割れ目から一筋の銀色の水しぶきを噴き出して、失神してしまった。
頬を平手打ちされて目を覚ますと、優湖が
「火傷の手当てをしてあげるわ。」
と言うと、冷蔵庫から出したものを、荒く砕いた氷を手ですくって茉莉香の割れ目に押し付け、擦り付けた。
その後、後ろ手に縛られていた縄をほどかれ、口に入れられたナプキンも取り出されたが、代わりに四つん這いで、自分の失禁して床に振り撒いた小便を、口で直接吸い込み、舌で舐めとるように命令された。
床のフローリングに顔を付け、必死に自分の尿を舐めとっている時、ふと気配を感じて顔を上げた。
その先、窓のカーテンの隙間には、庭から姉が責められているのを、泣きながら覗く妹の顔があった。
茉莉香は、両親に気づかれないように、直ぐに視線を外した。
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