姉妹のうち、姉の茉莉香は、小さい時から賢く敏い性格だった。
周囲の様子や人の会話から、その場の雰囲気を読み取るのも、そのために必要な情報を得るために、目や耳を働かせるのも得意だった。
それは、性的な関心事についてもだった。
だから、実母が生きている時から、男女の性的な事に関心を持っていて、両親留守中に二人の寝室にそっと忍び込んで、引き出しの中を調べてみる等のこともしていた。
そこで茉莉香は、いつも明るい笑顔で自分達姉妹を見守ってくれていた父が、きれいで優しい母を、どんなに惨く淫らに責めていたのかを、知ってしまった。
多くの写真、それを裏付ける様々ないやらしい道具、いやらしい体液や血で染みになった下着、さらに会社の道具を入れているからけして入らないように、と言われて何時も鍵の掛かっていた庭の倉庫が、三角木馬や吊り責めの為の丈夫な梁や滑車まで備えた拷問部屋だったことまで、その目で見て知ってしまった。
その上、そんな母が、父に協力して、別の若い女性に性的虐待をしていることも、知ってしまった。
その代表が、父の秘書として、何度も家に来て、茉莉香、桃香の二人にも良く会っていた優湖だった。
両親の寝室で、全裸の優湖が、両足を開いて逆さ吊りされ、膣に火の着いたロウソクを立てられている写真や、両足をM字にされて吊られ、その性器を金属製のペンチの様な器具で挟まれている写真等、まだ幼かった茉莉香は、恐怖を感じながらも、見ずにはおれなかった。
実母が病気で亡くなり、やがて父が再婚する相手が、優湖だと知った時、茉莉香は自分と桃香が復讐の対象となるだろうと、想像できた。
恐かったが、なぜか「仕方がない..」と諦めのような、自分の運命を受けれるような気持ちもあった。
そして、父と結婚した優湖が家に入ってきた時、それは現実のものとなった。
新婚生活が始まって直ぐに、優湖は姉の茉莉香を寝室に呼びつけ、同席する父の前で、茉莉香の運命を告げた。
鞭で脅されながら全裸にされた茉莉香だったが、新しい母に見られながら、父から犯され、凄まじい苦痛と惨めさを感じながらも、すすり泣く程度で、泣き叫ぶことはしなかった。
自分の処女喪失で流れた血がこびりついた股間を撮影され、同じ血で汚れた父のぺニスを、口で浄めさせられ、さらにそのまま縛られて放置され、父が新しい母とセックスするのも見せつけられた。
二人のセックスが終わると、今度は優湖のいやらしい体液にまみれた父のぺニスを、やはり口で浄めさせられ、続いて父の精液が流れ出している優湖の性器も舐めさせられた。
実母の代わりとして、新しい母に復讐されたのだ。
それから、ほぼ毎日、茉莉香は夜に両親の寝室に呼び出され、あらゆる責めを受けた。
父から奪われた処女は、膣だけでは無かった。浣腸や、両親に見られながらの排便、ディルドーによる拡張を受けた後に、アナルの処女も、父から奪われた。
それからは、学校のない日は、前後二本の突起の着いた革製パンティを履かされて過ごさせられたり、優湖のされたように、吊られて性器に拷問を受けるのも、当たり前となった。
まだ肉体的に成長しきってない茉莉香にとって、両親がする責めを、肉体的快感として感じるのは難しかった。
しかし、すでに歪んだ精神は、自分がされる数々の拷問を、受け入れるようになっていた。
しかし、そんな茉莉香にも、ただ一つ、心配なことがあった。
妹の桃香の事だった。
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