美羽は体調不良を理由に
月曜日からのチアリーディングの練習を三日間休んだ。
望まぬヴァージンを喪失の
ショックは大きかった。
それに未だに股関に何か太い
モノが埋まっている感覚があって
内股歩きになってしまう。
あの愛撫の時とは対象的な
痛みしかないような行為の
どこが良いのかわからない。
ただ、これで私も大人になった。
涼介先輩をあの女から、奪い返すのだ。
今日も昼休みに二人が校庭でイチャイチャしてるのを見てしまった。
しかも南沢茜は私の姿を見ると、
得意そうに微笑んだのだ。
許せない。
あんな泥棒猫のビッチはもう私の敵ではないはずだ。
そう思うと前を向ける。
美羽は部活帰りの最寄り駅を出た。
「おい!」駅を出てバス乗り場に
急ごうとする美羽に男の声が飛んだ。
振り向かないでも誰かわかった。
破瓜の痛みが蘇った。
「そんなに簡単に色気が纏えるわけがないだろう。今日はこの間のお復習だ……」
ラブホテルに向かう車の中で、
大地は高笑いしながら言った。
美羽は悔しさに唇を噛んだ。
騙された……しかし代償を払った
今、もう後には引けない。
なんとしても目的を遂げなくては。
それにW不倫の両親の加護はもう、
いつまでも期待できないだろう。
そうなるとこの義兄になんとしても、東京の希望大学の学費や生活費を工面してもらわないといけない。
こいつは卑劣で破廉恥な人間だが資金力はあるみたいだから。
しばらくの我慢だ。
車の窓から帰宅を急ぐ人々を眺めながら美羽は自分に言い聞かせた。
性器を舐められることに美羽は
ショックを受けた。
だが、その快感はこの間の指の刺激よりも遥かに甘美で激しいものだった。
足の十指は反り返り、形の良い縦長の臍が捩れた。
激しくあえぎ、腰が何かを求めて動き出す。
「あん、いや……ああん……」
甘い吐息とソプラノの二重奏。
小陰唇を舐めていた舌先が、
充血しきった秘核を捉えると
美少女はたまらないとばかりに悲鳴に近い声を上げた。
「ヒイィ……ああ……そこダメ……ヒィーツ」
舐め、吸い、下から舌先で弾く。
狡猾な性技にクリトリスの右側の
弱点を探しあてられ追い込まれていく。
真っ赤な顔を左右に振り、
ヒィヒィとよがり泣く。
シーツから浮いた丸っちい尻が振り立てられ、硬直した下腹部に震えが走る。
すぐにクライマックスは訪れた。
「ああん……ダメェ……ううん……」
苦悶と愉悦が入り混じった顔を曝し美羽は弓なりに反り返った。
二度の挿入は前回の激しい痛み
はほとんど感じなかった。
軽い鈍痛があったくらいだ。
それも奥まで埋めたものの大地は
動かず、じっと美羽の膣が
馴染んでくるのを待っていた。
美羽自身も剛直が埋まった秘裂から伝わってくる疼きや切なくなるようなむず痒さは、前回にはなかったものだった。
現に膣口からとろとろと流れ出しているものは、血ではなく濃厚な愛液であった。
「そろそろ……動かすからね」
俺はゆっくりと抜き差しを開始
する。
(これはいけるな……)
すぐに美羽は快楽の声を噴き上げた。
信じられないほどの快美感が美羽の性器から脳まで突きあがる。
オナニーの比ではない圧倒的な
快感、破壊力。
「ああん……やめてェ……頭が狂っちゃう……いやぁ……」
俺は抜き差しを止め、今度は深く入れ腰をのノ字に廻した。
義兄の剛毛と義妹の繊毛が仲睦まじく擦れ絡み合う。
一転、義兄が大腰を入れて抜き差しすると、二人の性器の結合部が卑猥な音を奏でた。
「どんな気分だよ?感想はどうだ?」
俺は美羽の耳元で囁いた。
「ああん……いや……恥ずかしい」
「気持ちいいんだろう?」
俺の問いに美羽は頷いた。
「おま○こが気持ちいいんだな?」
「……ああん……そうです……」
「やめるかい?……ここで……」
俺深く亀頭で抉りながら訊いた。
「いやぁ……やめない……」
「やめたいんだろう?」
「やめない……お願い……お義兄さん……もっとしてぇ……」
美羽は俺の首っ玉にしがみつき、
腰を振りたてた。
「いく時はイキますってちゃんと
知らせろよ!」
俺は浅く深く緩急自在に美少女を責めたてた。
「これでどうだ!……世間知らずの
箱入り娘が……俺のチ○ポは気持ちいいだろうが!」
「ああッ……気持ちいい……お義兄さんの……気持ちいいッ……」
美羽は夢うつつに口走る。
美羽のチアリーディングで鍛えた
太腿が俺の腰をグイグイと締めつけた。
腰がもたがり、美羽の閉じた瞼の裏で閃光が煌めいた。
「いや……ああッ……凄い……もう……」
断末魔の声が上がった。
俺は子宮口をこれでもかと亀頭で突き上げた。
「……ああッ……ダメェ……いきますうゥ!……」
絶頂を言葉で知らせ、雌の咆哮を
美羽は室内に轟かせた。
男性器を秘口に咥え、弓なりになって痙攣する裸体はもう少女のものではなかった。
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