(まあ、来て良かったかな……)
美羽はサーフィンをする若い男女の陽に焼けた顔を見て素直に思った。
昼は大あさりやイカ焼きを食べ、
さまざまなカップルが永遠の愛を
祈願する名所の岩場にも行った。
時は午後の二時半を回り、浜を
離れることにした。
湾岸道路を走行中に美羽は運転席の大地に向かって、昨日の事を尋ねた。
「どうしても、知りたいのかい?」
義兄は口元に薄い笑いを浮かべながらチラリと美羽を見た。
美羽は少し真剣な眼差しになった。
「色だよ。あの女の子は男を経験して知ってる。
だから、男を惹き付ける色を発散してるんだ。美羽ちゃんはまだヴァージンだろう? どんなに可愛くても頭が良くても隙がない。
だから、負けたんだ」
義兄ははっきりと言い切った。
「そんなの仕方ないよ!
好きな人じゃないと無理だし、
そういうことは……」
むきになって少女は言い返した。
「お子ちゃまなんだよ、美羽は。もっと大人になれよ!」
先ほどまでの義兄の優しい口調とは、一変していた。
「もう、いい!帰る!早く家まで送って!」
美羽も大地の言葉に、信じられないという表情に変わり、怒気を含んだ声を車内に響かせた。
大地はタイヤを軋ませ右にカーブをきった。
五百メートルほど先に白いモダンな大きな建物が見える。
男女が愛を交わすラブホテル。
健康的でアイドル並みのルックスを持つ十七歳に、破瓜の瞬間
が近づいていた。
ラブホテルの一室で美羽は
手足をバタつかせていた。
「いやぁ……やめて!エッチな
ことは……いやあッ!」
「エッチな事がいや?何を言ってるんだ。スケベな親のDNAを持ったお前が?」
俺は腰の上に跨ぎ乗り両肩を
押さえつけた。
美羽の抵抗が弱くなった。
「どういうこと?スケベなのは
大地くんの方でしょう。お姉ちゃんがいるのに、わたしにこんなことして!」
美羽は俺の眼を怒りに燃える眼差しで見つめた。
「お前本当は真喜雄さんが
浮気してるの知っていたんだろう?お義母さんと萌の話を盗み聞きして」
俺は美羽が浮気の件を気がついてない振りを、していることを知っていた。
「それがどうしたの?
パパがママに謝って解決したはず
じゃない……」
「違うな………真喜雄さんはあの会社の女と続いているんだ。
それにお義母さんも浮気してる。
W不倫ってやつだ……」
「ウソよ!嘘ばかり言わないで!」
美羽は顔色を変えて声を張り上げた。
「信じる信じないは自由さ。
でもこれは真実なんだよ」
「帰ってママに確かめるから……」
美羽は動揺を隠せない。
「確かめる?馬鹿なの?
まともに友里さんが答えるわけないだろう。
俺は帰ったら、友里さんの浮気を
真喜雄さんに告げるから。
そうしたら離婚。小林家は一家離散だよ。
美羽ちゃんは希望する東京の名門大学にも行けない。不自由のない生活からアルバイトと奨学金に追い回される苦学生だよ。下手したら体を売る風俗嬢に転落だ……」
俺の言葉に美羽の顔は真っ青になった。
「どうしたら……いいの……」
美羽の声は震えていた。
薔薇色の未来が夢や希望が音をたてて崩壊していく。
「幸い、友里さんの浮気を知ってるのは俺だけなんだよ。
せめて美羽ちゃんが大学を出る
まで黙っていることだろうな……」
美羽の身体から力が抜けていく。
「俺は美羽ちゃんの味方だから。
もしもどっかから話が漏れても、
学費くらいは俺と萌が必ず出してやるよ……」
セックスに誘い込むために、
俺は飴と鞭を使い、美羽を言葉巧みに懐柔する。
美羽は黙って部屋の天上のライトを見つめていた。
「もう、いいよ、帰ろうか。
なんか、俺の好意が悪意にすり替えられてるみたいだから……」
大地は美羽の肩から手を離して、ベッドの脇に降りた。
「わかりました……大人になります……」
沈黙していた美羽は突然口を開いた。
「えっ、大人になる?何をするの?」
俺はわざとらしく聞き返す。
「……エッチ……セックスをします……」
顔を背け、恥ずかしさに身悶えながら美羽は言葉を絞り出した。
「いたぁ……痛いッ!……やっぱり…いやぁ!……」
処女膜が破られ、嗜虐の喜びに猛り勃つぺニスが膣の半分ほどまで埋まった。
先ほどまでの指による愛撫では、
美羽は甘く蕩けるような快感に
我を忘れた。
自分で普段することもあったが、
それと比べても義兄のテクニックは数段上であった。
最後はクリトリスを擦られ、摘まみ、弾かれてあっけなく絶頂に達してしまったのだ。
オルガスムスの余韻に浸る間もなく、義妹の膣に大地は容赦なく
押し入ってきた。
絹を裂くような少女の悲鳴が響く。
人並み以上のサイズのモノに
たちまち美羽は息もつけない状態になった。
「メリッ」という音と共に
処女膜が裂け出血で大地の男根は
血に塗れた。
痛みにチアリーディングで日焼けした美少女の顔は歪み、頬を
涙が伝う。
少しづつ、押し込む度に美羽は痛みを訴え黒く美しいミディアムボブの髪を振りたてた。
日焼けしてない部分。
Cカップの母親似の美乳は先ほど
義兄に散々弄ばれて、ピンクの乳首をしこり立たせていた。
「力を抜くんだ……一気にいくぞ」
俺は力を込めて一気に奥まで突き入れた。
「やめて!痛いッ……キイイィーッ……ヒイィーッ……」
断末魔の呻きと共に義妹は悶絶した。
俺が抽送を始めると美羽は痛みに泣き声を上げた。
血に染まった剛直が処女地を荒らしまわる。
義妹を犯しているという征服感と窮屈な膣壁が、俺にとってたまらない快感をもたらした。
いつもより早く射精感が襲ってきた。
堪えるつもりはなかった。
「いくぞ……中で出すからな!」
抜き差しが力強さとスピードを増した。
「いやあ!中でいやあ………」
「ホラ、ホラ、イクぞ……」
「外に……外にお願いッ……妊娠しちゃう……いやぁ……赤ちゃんが
できるう………」
「たまらん……出るぞ……」
膨張した亀頭が若い子宮に白濁の熱い飛沫を飛び散らせる。
それを感じた美少女は苦悶の呻き声を上げた。
この瞬間、順調だった小林美羽の
青春は一変した。
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