荒木が身体を綾乃から離すと
白石は再び、潤滑油を肛門に
塗り込めた。
「いやぁ……白石さん、お尻は
嫌です……お願いだから前で……」
綾乃の哀訴の言葉を、白石は
優しく遮った。
「すぐに慣れるよ。アナルコイタスは麻薬みたいに感じるんだ。
それに、さっき指を入れて少し
出し入れしただけでずいぶん、
喘いでいたじゃないか。
教師のような真面目で堅い人間は
アブノーマルが好きなんだ……」
白石は指で括約筋を貫きながら
、うんちくを垂れる。
「綾乃先生、白石君に任せるんだ。白石君はアナルセックスの
ベテランだから、裂けるような
ことは絶対にないよ」
「いや……怖いッ……怖いんですぅ……」
綾乃は後ろを振り返りながら、
泣き声をあげた。
排泄器官を性の対象にされること自体が、綾乃は信じられない。
先ほど確かに妖しくむず痒い感覚が芽生えたがあれは違う、決して快感などではない。
綾乃は心で否定した。
白石は綾乃のことなどお構い無しに、弛緩した肛門の中にまで潤滑油を塗り込めた。
白石のぺニスも自ら塗った潤滑油に濡れ光っている。
「覚悟はよろしいですか、綾乃先生?……」
アヌスに亀頭をあてながら、白石は綾乃の腰を抱いた。
「いやあああッ……許してえぇ……」
「では、まいるう!」
おどけた口調の白石はグイッと
巨大な亀頭を沈めにかかった。
「綾乃先生、力を抜くんだ……
力を……」
荒木が綾乃の顔の傍らで囁く。
「いたぁ……痛いッ…裂けちゃう
……痛あッ………」
ズブリという音と共に、亀頭が
肛門にめり込んだ。
「よしッ!……入った、もう
大丈夫だ……」白石が荒木に向かって親指と人差し指で丸を作って見せた。
奥まで貫くと女教師はさらに生臭い呻き声をあげた。
「力を抜いて、綾乃先生。太さに慣れるまでこのままだ……」
白石にして、やはりこの美しく知性溢れる女教師の肛門を犯した征服感は特別なのだろう。
興奮に声は上擦っている。
「綾乃先生、大輝が病院に運ばれた前日、何があったか、お話しましょうか……」
白石は暗い目を荒木の方に向けた。
荒木も無言で頷く。
「大輝の虐めは本当の事で、
内容は確かに酷いモノでした。
それをわたしが知ったのはそれの
さらに一日前。
わたしはすぐに手を打った。
半グレの知り合いを使い、そのイジメの首謀者のガキを小便をチビるほど脅しあげたんです。
イジメはあっけなく解決しました。
だが、わたしはすぐに思った。
これをチャンスに藤村先生を
何とかできないかと?
わたしはかねてから、何度も
同好の士である荒木教頭と
酒を飲みながら、あなたを
こうしたい、ああしたいと
一年以上話していたんです。
それで思いついたのが、あのノートの先生における記述の部分を
創作して嘘の未遂事件をでっち上げることだったんです。
大輝は前妻の連れ子で、わたしの
本当の子供ではありません。
わたしの言うことには逆らいません。
もちろん、大輝は元気です。
病院ではお芝居をしてるだけで
普通に話せます
そんな犯罪紛いのことまでしてと、綾乃先生は言われるかも知れませんが、どうしてもわたしも
荒木教頭もあなたが欲しかったんです。
それほど、あなたは魅力的だった。
『人でなしの恋』と言われても
仕方ありませんが………」
白石の話はそこで終わった。
綾乃に驚きはなかった。
白石と荒木がグルだと知った時、
自分が彼らの用意周到な罠に落ちた事を感じていた。
イジメの事実さえ、なかったのではないかと思っていた。
それは事実だった。
もう、今となってはどうでもいい。
白石が腰を抱き、ゆっくりアヌスの抽送を始めている。
痛みではなく妖しく疼きが肛門から性器に、快美感となって
押し寄せつつあった。
呼吸が乱れ、汗が噴き出す。
枯れぬ熱い粘液が、陰部から溢れ
滴り落ちる。
(狂ってしまいたい……そして何もかも一時でも忘れたい……)
綾乃の恍惚の表情から荒木は彼女の高ぶりを察した。
肩を支えつつ、綾乃の右手に本物と見ま違う精巧な男性器のディルドを握らせた。
「しなさい……思いっきり。好きなだけ……これはたまらなく感じるから……白石君と一緒にイクんだ……」
教頭の甘い囁きに女教師は頷くと、ディルドを自らの秘陰の奥深くに沈めていった。
(完)
長くなり、ハードになりダレて
しまいました。
最後まで読んでくれてありがとう
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