瑠衣は自分で自分の拷問の用意をした。
クローゼットに置かれていた長方形の折り畳みテーブルを引き出して組み立て、横のサイドテーブルにはウェットティッシュ等をきちんと並べた。
そして、その前に正座した。
一旦寝室に入った満里奈が、黒いレザーの女王様スタイルで登場した。
もちろん手には鞭を持っている。
「まず、鞭打ちから。
私は明日香や光のように鬼畜じゃないから、前は打たないね。」
瑠衣は折り畳みテーブルに臥せて寝た。
その真っ白な背中とお尻と太股に鞭が飛んだ。
瑠衣の顔が歪むが、悲鳴も泣き声も出さない。満里奈は最初は瑠衣の横に立って10回鞭を振るっていたが、次に瑠衣の足元の方に移動して同じく10回鞭を使った。
白い瑠衣の背中とお尻に、縦横の格子状の赤い線が着いた。
満里奈は菜穂に割れ目を舐めさせている光に、
「回数多く打てば良いってもんじゃないのよ!」と自慢気に言ったが、光は
「あんたは、鞭だけで済まないでしょうが!
可哀想に瑠衣ちゃん、これから泣くわよ。」
と返した。
「次、胸してあげる。上向きになって。」
満里奈の声に、瑠衣はテーブルの上で仰向けになった。
操も菜穂もだが、瑠衣の胸も薄かった。
仰向けになると、ほとんど乳房の膨らみは目立たず、真っ白な肌とお似合いの薄いピンクの乳首だけが突き出ている。
満里奈は横のサイドテーブルに腰掛けると、手に持った小さな金属製のピルケースの蓋を開けた。
中には銀色の注射用の針が、消毒薬の染みた脱脂綿に包まれていた。
自分もラテックスの医療用手袋をすると、まず瑠衣の胸全体をアルコールで消毒する。
瑠衣の小さな乳首が硬く尖っているのは、アルコールによって冷やされたためだけではない。
すでに、自分の拷問の用意をしている時から硬くしこっていたのだ。
その可愛い乳首を数回指先で転がすと、満里奈は今度はしっかりと瑠衣の乳首の周辺を掴んだ。
もともと膨らみの乏しい乳房だから、痛みは激しい筈だ。
瑠衣の顔が歪んだが、目はしっかりと見開いていた。
満里奈が摘まんだ注射針を瑠衣に見せた。
「この前のより、ちょっとだけ太いよ。」
瑠衣は、満里奈の指先にじっと目を注ぎ続ける。
針が乳輪のすぐ側の肌に触った時も、恐さと戦いながら、その針の先を見続けた。
満里奈が、そんな瑠衣の顔と乳首を交互に見ながら、やがて指に力を込めた。
近くで無理やりに見せられていた操には、プスッと針が肌を破った音が聞こえたような気がした。
瑠衣は、ぶるぶる震えながら、目を逸らさない。
満里奈が針を、僅かだが捏ねるように動かした。
ついに、食い縛っていた瑠衣の唇から、「くーっ!」と声が漏れた。
満里奈が針を真っ直ぐに抜く。
その途端、瑠衣の全身が弛緩した。
「どう?無理はしないよ。
耐えられそう?」
満里奈の口調は優しかった。
ここで、これ以上の針を拒否しても、赦してくれそうだ。
操はそう思った。
なのに、瑠衣はなぜ、
「もっと..、してくれますか?」
と言ってしまうんだろうか?
満里奈の2度目の針は、瑠衣の乳輪を浅く貫いた。
操にとっては、乳輪に刺すだけだなく、貫いてしまうなんて、想像を絶していた。
貫いた針は抜かれなかった。
さらに、その針と交差するように、もう1本の針が乳輪を貫く。
普通なら、少女の大きな悲鳴が上がる筈だ。
しかし、瑠衣は身体をぶるぶる震わせながらも、声を出さなかった。
ただ、痛みに神経が勝手に作動するのだろう、目からは涙が流れていた。
満里奈は乳輪の後、乳房全体をチクチクと刺し始めた。
そんなに深くではないし、刺したら直ぐに抜くのだが、瑠衣の白い胸全体に、細かな赤い点々が広がった。
次第に刺される瑠衣の表情が、恍惚となっていく。
痛みには絶対に声を出そうとしなかったのに、口からは
「あ、あ..」
「ああ..、お姉様..」
と喘いでるような声が漏れていた。
満里奈はとろんとした表情の瑠衣の顔を見つめながら、
「気持ちいいの?」
と優しく聞く。
「はい..、申し訳なくて..」
と瑠衣が答えると、
「じゃあ、これから乳首をチクってするよ!」
と宣言した。
そして、貫きはしなかったが、本当に瑠衣の乳首に針を刺した。
瑠衣は、身体を大きく仰け反らせたが、身体を押さえる満里奈の手から逃げようとはしなかった。
刺した針は、ぷるぷると揺れている。
続いて反対の乳首も同じ目に遭った。
瑠衣に意識は無かった。
その顔は安らかで幼く見えた。
恐さのあまり、もう口をぽかんと開けて無表情になった操に笑いかけ、満里奈は言った。
「このまま、ずっと寝かせといてあげたい、って気もするんだ。
この子、毎日睡眠時間5時間取ってない筈だし。」
菜穂にクンニを続けさせていた光も
「そうなんだよね。二人ともがんばり屋さんだからね。」
そう言って懸命にご奉仕をする菜穂を見下ろした。
しかし、満里奈は瑠衣の乳首に刺した針を引き抜いた。
刺すのも痛いが、刺して時間が経った針を抜くもの痛いのだ。
さっきまで恍惚としていた瑠衣の顔が、再び苦痛で歪んだ。
さらに満里奈は、乳房全体の細かな出血をアルコールを浸した脱脂綿で拭いた。
凄まじい痛みの筈だったが、瑠衣は歯を食い縛って悲鳴を上げなかった。
テーブルから起き上がると、痛みに耐えて無表情を作り、満里奈にお礼を言った。
「お姉様。可愛がっていただいて、ありがとうございます。」
そう言うと、深々と土下座しようとしたが、その前に満里奈から抱きしめられた。
「この、おばか!また、無理しちゃって!
本当に、本当に可愛いんだから!」
これが、瑠衣の言った
「厳しいけど、優しい」
と言うことなんだろう。
満里奈の瑠衣に対する最後の拷問は、本当お尻にロウソクが差し込まれた。
火もつけられた。
しかし、見ていた操が一番可哀想に思えたのは、それをされる時に瑠衣が取らされた姿勢だった。
瑠衣は壁際に足を上に上げて、仰向けに寝かされた。
そして、足を広げながら頭の方に下ろさせられ
た。
最後には、満里奈の手でお尻の下に二つ折りにした座布団を押し込まれ、これで瑠衣の股間とアナルは完全に上を向いて広げられた。
瑠衣のアンダーヘアは薄かった。
生えている範囲も狭かった。
広げられた亀裂の内側を隠せなかった。
男性経験はないが、満里奈からの愛撫や拷問を受けたビラやクリトリスは、今日も興奮で赤く腫れている。
満里奈はそれを指でさらに左右に広げた。
「操ちゃん、こっちにおいで。
明日香のヘア濃い目のしか見たことないでしょ。
これが女の子のきれいな割れ目だよ!」
そう言われても、見られる瑠衣の恥ずかしさを思うと、とても見には行けない。
しかし、明日香の命令はもっと恐ろしいものだった。
「満里奈、瑠衣ちゃんのお尻にロウソク立てたら、操に火を着けさせて。」
満里奈は、
「やっぱり明日香って鬼畜だね。
普通、年下の女の子にそんなことさせる?」
とふざけて答えたが、本当に瑠衣のアナルに太さが1センチ以上の大きなロウソクを突き刺した。
横で震えている操に
「大丈夫って。瑠衣は我慢強いから。
本当の拷問なら、膣に刺されるんだよ!」
と言ってライターを握らせた。
操にはとても火を付けるなんて出来ない。
瑠衣は目を閉じた無表情で、両手を胸の上で組んでじっとしていた。
操に自分の全開になった割れ目を見られるのだけでも、死にそうなくらい恥ずかしい筈。
やっぱり止めよう。
明日香様にお許しを願おう。
そう思った時、目を閉じたまま瑠衣が小さな声で言った。
「早く火を着けて。
そうしないと、貴女がされるのよ。」
それでも決心がつかない操は、また
「私は慣れてるわ。
でも、貴女は明日香様に逆らったらだめ。」
と言われ、ついにロウソクに火を着けたのだった。
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