痙攣がおさまっても、麻衣子は佐藤の頭を抱きしめていた。
その腰は佐藤の股間に密着したままだった。
そして唾液を吸っていた行為は、いつの間にか 貪るようなキスに変わっていた。
麻衣子は興奮しきった表情で 佐藤が伸ばした舌を舐めては吸い、頭を振りながら いっぱいに伸ばした自分の舌を佐藤の口の中に捻じ込んで動かしていた。
「んっ、ふっ、、、んっ、、、ふぅっ、、、ふっ、、んっ、、」
そんな麻衣子の息の音が続いていた。
「・・・ほら」
濃厚なキスを、伸ばした舌を麻衣子に吸われている佐藤の声が遮った。
麻衣子の腰を掴む佐藤の手に、力は感じられない。
けれど麻衣子は佐藤の舌を吸いながら、腰のスライドを再開した。
それはゆっくりと大きくなり、数回で元のような大きなスライドに変化していった。
佐藤の舌を吸う麻衣子の口から、また小さく喘ぎ声が聞こえてくる。
「ぁ・・・ん・・・ん・・・あっ・・・ぁ・・・」
「どした?・・・さっきより締まるね・・・」
「ぁ・・・ぁ・・・んっ・・・きもちいい・・・」
「グリグリ、擦り付けてるね」
「んっ・・・ぁ・・・奥で・・・これ・・・きもちいいの・・・」
「奥に擦り付けるの、好き?」
「・・・すき・・・ぁ・・・あっ・・・だめ・・・また・・・」
「また・・・なに?」
「ぁ・・・また・・・んっ・・・また、いっちゃう・・・ぁ・・・」
「またかよ」
そう言って佐藤は頭を抱きしめられたまま、舌を吸われながら笑った。
「だめ、イクッ・・・ぁ・・・あぁっ・・・だめ・・・おねがい、はやくっ・・・あぁっ・・・」
「しょーがないなー」
そう言いながら、また佐藤は口をモゴモゴと動かし始める。
「おねがい・・・はやく・・・ぁ・・・だめ、いきそう・・・はやく・・・あぁっ・・・おねがい・・・もういくの・・・だめ・・・あぁっ・・・はやく・・・」
麻衣子は、待ちきれなさそうに佐藤の顔を引き寄せて唇を重ねる。
舌で佐藤の唇を舐め、その中に捻じ込もうと押し付けている。
そして、ようやく佐藤の口の中に舌を入れると、またジュルッ、ジュルッ、、、と唾液を吸い込みながら、その体を硬直させて痙攣させた。
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