「ん~?・・・へへ、どしたの?」
佐藤の意地悪な声が聞こえた。
麻衣子は無言のまま、佐藤の股間を摩っていた。
「今日は積極的だね~・・・いつもは、彼のいる場所じゃいや!みたいにしてるのに~」
佐藤は ニヤニヤと笑っている。
「だって・・・」
麻衣子はそう言って黙り、伸ばした手を佐藤のジーンズの股間で動かしている。
「最近、飢えてるよね・・・先週くらいからか?」
先週・・・その言葉に胸がズキッと痛んだ。
13日前の土曜日・・・その夜が、俺の2回目のチャレンジだった。
電気を消した まさにこの部屋で麻衣子を誘い・・・どんなに献身的に努力してもらっても勃起できずに、自分自身に心の中で絶望した日だった。
あの日から、俺は1度も麻衣子を誘っていない。
麻衣子も・・・・もちろん、俺を気遣う気持ちからだと思うが・・・・そうゆう雰囲気にならないように、わざと明るく振る舞っているような感じだった。
「ま、でも昼も抜いたし、俺は別にしなくても良いんだけどな~」
佐藤はニヤニヤと笑いながら、そんな風に麻衣子を焦らしていた。
固くなったチンポは、なぞるように擦る麻衣子の指で その形がくっきりとズボンに浮かびあがっているのに・・・自分から手を伸ばした麻衣子を言葉で焦らしている。
・・・昼も?
・・・・・・抜いた?
まさか、麻衣子が・・・?
・・・どこで?
俺は 心に湧き続ける疑問に答えを出せないまま、荒くなっていく自分の息を抑えるのに必死だった。
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