麻衣子の家を出ようと玄関に向かいながら ふと視線を向けた洗濯機は、不自然なほど少ない洗濯物を・・・昨日の麻衣子の着ていた服だけを回していた。
洗濯物の中で回る 緑色のTシャツに、俺は麻衣子の胸を思い出した。
緑色のTシャツは、捲り上げられていた。
ズラされた白いブラが見えていた。
そして、柔らかな膨らみには、俺ではない男の手があった。
見ただけでわかるほど固くなった乳首を、男の人差し指と中指が挟んでいた。
広げられた指が掴むように揉みながら乳房の柔らかな感触を楽しんでは、挟んだ乳首を引っ張って伸ばしていた。
そして俺の彼女である麻衣子は、乳房や乳首を弄られる快楽に体をピクッピクッと反応させながら それでも男の股間に舌を這わし、咥えては頭を動かしていた。
(やめろ!)
そんな言葉を心の中で 何度も叫んでいた。
(なにやってるんだ!)
すぐにでも叫び、立ち上がろうと何度もした。
けれど、俺は指先すら動かせなかった。
(・・・やめてくれ)
そう心の中で叫びながら、麻衣子が佐藤と繋がるのを見ていた。
懇願の言葉を思いながら、麻衣子の腰が前後に動くのを見ていた。
信じられないほど興奮し、勃起していた。
痛いほど固くなっていた。
そして、気を失う瞬間・・・俺は人生で初めて、触れてもいないのに、ただ寝転がって見ているだけなのに、ズボンの中に射精したのを はっきりと覚えていた。
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