麻佑は男からホースによる洗腸を受けた。
男が蛇口の栓を捻ると、冷たい水が勢い良く腸の中に入ってくるのが、はっきり分かった。
昨夜注入された、母の体内で温められた便と水の混合物とは違い、冷たい鮮烈な感覚だった。
男は麻佑の腹部を触りながら
「勢いが強すぎないか?」
と心配してくれた。
過去に、コンプレッサーで圧縮された空気を肛門に吹き付けられ、肛門と腸が裂けたと言う例があったことを男は知っていた。
金曜日の夜は、母娘の二人を、精神的にも肉体的にも苦しめ苛むことが目的だった。
それで二人の命に万一の事があっても、それまそれで構わないと思っていた。
それが、今は苦しめ苛みながらも、二人が愛しくてたまらなくなっていた。
「もっともっと苦しめながら、愛しみたい!」
それが自分の気持ちだとはっきり分かっていた。
けして二人を甘やかす訳ではない。
現に思春期の身体も細い女の子の腸に、冷たい水を注入して、その腹を膨らませようとしているのだ。
男は麻佑の腹部の膨満度を探りながら、徐々に水圧を下げていった。
麻佑の息づかいが、やや早まる。
はあはあと小刻みで、浅くなっているのだ。
それと身体も冷えてきたようだ。
乳首が硬くなっているのは、性的に興奮しているせいかもしれないが、全身に鳥肌が目立ってきた。
男は麻佑の腹部を触っていた手で、硬くなった乳首を軽く摘まむと
「そろそろ限界に近いね」
と言った。
麻佑は
「まだ大丈夫、お父さん、もう少し..」
と言いかけて、軽く嗚咽した。
胃の内容物を吐くまではいかなかったが、軽い吐き気を感じた。
「ほら、膨らんだ腸に胃が圧迫されてるんだ。」男は水道の栓を完全に閉じて言った。
「麻佑ちゃん、ノズルを抜くから、一気に出しちゃって良いよ。」
男の手によってノズルが抜かれると、麻佑の肛門からは勢い良く水が吹き出した。
吹き出した水は、距離にして三メートル以上を飛び、庭の土に落ちて激しい音を立てた。
最初の爆発的な噴出の後、ちょっと出るのが止まり、その後に勢い弱った第2波の噴出があった。
さらに3回目、4回目と間欠的に排泄し、最後にだらだらと出して麻佑の排泄は終わった。
二日前から殆ど固形物を食べてないせいか、腸の中は最初からきれいで、噴出した水も黄ばみは殆どなかった。
さすがに四つん這いの姿勢に耐えきれず、尻は上げているが、腕は上半身を支えきらず、麻佑は頭を地面に着けた格好で荒い息をしていた。
「麻佑ちゃん、お腹の中はきれいなようだね。
2回目の洗浄はしなくて良いかな?
これは、かなり体力を消耗するからね」
男の言葉に麻佑は少し甘えたような、恥ずかしがるような口調でこう言った。
「良かったら、もう一度してくれない..。
お父さん。」
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