男は、膣の時のように、時間を掛けて麻佑の肛門を解すことはしなかった。
挿入した指一本を、数分間ぐりぐり回したり出し入れすると、直ぐに引き抜いた。
代わりに挿入されたのは、明らかに人工的な道具の感触だった。
「お母さんと同じ、お尻の中で膨らむバルーンストッパーを入れた。
これから膨らませる。」
男はそう言うと、手元のゴムの膨らみを数回握った。
お尻の中なんて、これまで一度も、何も挿入したことのない麻佑でも、お尻の内側で何物かが膨らんでいるのがはっきり分かった。
肛門が内側から圧迫されてる。
でも、この圧迫してる物を出したくても、普通の便通のようにはとても出せないのとは、麻佑にも理解できた。
さらに男は、母の肛門部分から伸びているゴム管の先端に、三股のコネクターを取り付けて留め具で固定し、コネクターの一本の口に、麻佑の肛門から伸びているゴム管を接続した。
ゴム管の接続部分は、全て漏れのないように厳重に留め具をされた。
「これで、お母さんのお腹と麻佑ちゃんのお尻が繋がった。
クリップを外せば、お母さんのお腹の中のものが、麻佑ちゃんのお腹に流れ込む。」
男は二人に冷酷に告げたつもりであったが、さすがに声は少し上ずっていた。
「そんな!そんな、惨すぎます。やめてください!」
脂汗、冷や汗を流しながら苦しんでいた母は、四つん這いのままで、顔だけの男の方を振り返り、哀願した。
お母さんのあの膨らんだお腹の中のが、私のお腹に入ってくるんだ。
私はお母さんより身体が小さいから、きっとすごく苦しいだろうな..。
麻佑の頭の中には、お腹が裂けて死んでいく自分の姿が浮かんだ。
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