恥ずかしい..。
頭ではそう思っても、麻佑の身体はもう麻佑の心とは別の反応をしている。
男の指に応じて、ビクンッと引きつったり、くねくねと身をよじったり、時には思い切り頭を後ろに仰け反ったりもした。
言葉も、そうだ。
麻佑の意識と関係なく、口からも思春期の女の子らしいか細く高い声ではあるが、喘ぎ声が漏れている。
「ああ..」
「ひっ!」
「いやぁ..、あっ、だめ..」
「そこ、だめ!あっ、だめなのに..」
「もう、もう..、私..」
「お父さんの..、いじわる..」
麻佑はもう夢うつつだった。
男の指が、麻佑の膣口にピタッと止まった。
「麻佑ちゃん」
男の呼び掛けに、麻佑はとろんとした表情を向けた。
「これから、麻佑ちゃんの生理の穴に、指を入れるよ。」
その言葉の意味は、ボーッとなった麻佑にも理解は出来た。
「いいかい?」
麻佑は、こくん、と頷いた。
「麻佑ちゃんは、生理の時はタンポンじゃないだろう。
初めて中に入れられるから、きっと痛いよ。」
男は重ねて、これから麻佑がされる事の意味を念押しした。
しかし麻佑は、「はい..、お父さん、お願いします..」
と小さな声で言った。
男は改めてラテックスの手袋にローションを塗った。
麻佑の母になら、こんな手心は加えないだろう。
さすがに情け容赦なく責めるのには、麻佑はまだ幼く可憐で、健気過ぎた。
見ている麻佑の母の心を折り壊すために、娘である麻佑を淫らで残酷な方法で責めるつもりだった男だが、いつの間にか、僅かな仏心が生じていた。
男は人差し指を真っ直ぐ伸ばすと、麻佑の膣口に当てがった。
徐々に、本当に徐々に指を膣に刺し込んでいく。
第一関節。
まだ麻佑は、反応しない。
第二関節。
麻佑が身体をピクリッと動くと、身体を僅かに捻ろうとしたが、また力を抜いた。
苦痛を堪えているのか、「クーッ」と言う声がした。
「麻佑ちゃん、口を開けて息をしてごらん。
少しは楽なはずだよ。」
男の声に、麻佑は頷いた。
それまで麻佑は、奥歯を食い縛っていたが、意識して口を開け、ハアハアと息をした。
「うん、良い子だ..」
男はさらに指を進めた。
麻佑は目を閉じていない。
顔を下に向けて、男が自分の割れ目にしている事を、じっと見ていた。
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