男は、大きく開いた麻佑の割れ目に、触り始めた。
男としては、まだ男を知らず、本格的な性の快感も知らない麻佑を、最初からぐちゃぐちゃにするつもりはなかった。
気を使って触ったつもりだった。
しかし、やはり男の指は太くゴツゴツしており、指の先の皮膚も荒れてざらざらしている。
麻佑は敏感なあの部分に触られる度に、紙ヤスリで擦られるような痛みを感じた。
「うーん、麻佑ちゃんは生え始めたばかりかな?」
麻佑の発育は友達より遅く、発毛は割れ目の上部の肌に、やっと産毛に僅かに色が着いた程度のだ。
色も薄く長さも短く、そして毛は柔らかい。
そんな麻佑の陰毛を、男は太い二本の指で摘まみ、しばらくその柔らかさを味わっているようだったが、いきなりグイッと強く引っ張っり、何本かの細い毛は抜き取られた。
あまりの痛みに、吊られた麻佑の身体は、大きく揺れた。
「ふーん、やっぱり生えかけの毛は柔らかいね。
でも、お母さんのも全部剃ってしまったんだから、麻佑ちゃんだけ生やしとくのも不公平だね。」
そう言うと男は、部屋の隅からカミソリとシェービングクリームを持ち出した。
シェービングクリームのスプレーの泡が、麻佑の割れ目の周囲にかけられる。
シェービングクリームの肌を引き締めるための成分が、麻佑の割れ目の粘膜を、ひりひりと刺激した。
男の握るカミソリが、麻佑の割れ目の側の半田に当てられた。
冷たい!
そう思った途端にカミソリは動かされ、麻佑の柔肌を滑った。
剃られること自体は、それほど痛みはなかった。
しかし、
自分の一度大切なところに、刃物を当てられている。
そのことが、恐かった。
「動かないで..。
動くと麻佑ちゃんの大切なところを切っちゃうよ..」
男はカミソリを動かしながら、そんなことを言った。
割れ目の上部の色が濃い部分だけでなく、生えてるのかどうか分からないような両サイド、さらにはお尻の穴の周囲まで、男のカミソリは動き回った。
割れ目の周囲を剃られる時は、当然男の反対の手が、その周辺の肌に当てられて、引っぱったり、つまみ上げたりする。
時には、割れ目の中にも触られる。
そして、その作業をするために、男の顔は麻佑の割れ目のすぐそばにあり、男の息が麻佑の割れ目に掛かる程だった。
刃物をあそこに当てられ..、恐い..。
でも、何故だろうか、痛くはないし..、むしろ気持ちが良いような..?
母が男から剃られた時は、さんざん抵抗をしたのだった。
そのあげく、ガリガリと肌を削るようにカミソリを当てられたし、生えかけの麻佑とは比べ物にならない成長した硬い陰毛は、カミソリの刃に抵抗し、簡単には剃れないだけでなく、刃に引っ掛かり、男の力で引き抜かれた。
だから、最初に麻佑が見せられた母の股間は血だらけだったのだ。
今、麻佑は、全てを諦める覚悟で、自分の大切なところを男に委ねている。
だから男も、わざわざカミソリで麻佑の肌を痛める必要もなかった。
カミソリはシェービングクリームのおかげで滑らかに麻佑の柔肌を滑り、その感触は麻佑が心の中には恐さを感じている分、ぞくぞくした感じとなって、麻佑に性的な快感に似た感覚を覚えさせた。
男の指がお尻の穴の側に当てられ、その周囲を剃られる時は、麻佑は大きな深い息をするようになっていた。
男が麻佑の口に、母のショーツを入れて声を塞いでくれて良かった。
麻佑は本当にそう思った。
口がきけたら、きっと厭らしいため息を、いやらしい声を出してたかもしれない。
麻佑は母の庵治が染み込んでいるショーツを口の中で噛み締めながら、男のゆびとでカミソリの微妙な動きを感じていた。
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