乳首からの刺激は、胸だけに止まらず、麻佑の頭の中から膝まで届いた。
柱に縛られた麻佑の細い足がガクガクなった。
「麻佑ちゃん、嫌なのかい?じゃあ、やめようか?」
今度は男の声は、意地悪い響きがあった。
麻佑は、また顔を横に振った。
男の手から筆が離れ、男は再び自分の指で麻佑の乳首を責め始めた。
「うん、麻佑ちゃんの乳首は、ちゃんと硬くなってるね。良いんだよ、可愛いよ。」
男は指で麻佑の乳首をこりこりと虐める。
最初は二本の指で柔らかく軽く摘まんでいたが、次第に力が強くなり、時々くいっと引っ張ったり無理に上に向けたりした。
その都度、痛みが走った。
麻佑は、「ひっ!」とか「うっ!」とか、小さく呻き声をあげたが、なんとか耐えた。
男の指先は荒れていた。
皮がささくれ、ざらざらとなっていた。
これまで、子供用の柔らかな下着の布地で擦られても痛みを感じることがあったのに、今は荒い紙ヤスリで擦られるような感じの筈だった。
それでも激痛だけでなく、いやらしい感覚で悩まされるのも、男の巧みな指の触れ方のせいだった。
痛みといやらしさ、そのいやらしさに感じてしまい、喘いでいる自分。
痛く、恥ずかしく、いやらしく、辛い拷問を受けても、じっと耐えようと覚悟していた麻佑だが、その健気な覚悟にも関わらず、今は荒く乱れた息と、可愛い喘ぎ声をあげていた。
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