んっ・・・ん・・・はぁっ・・・んっ・・・ん・・・
少しずつ変化していく麻衣子の反応は、直樹の加虐心を煽り続けた。
舌先に感じる乳首の固さが、吸い付いた乳房の体温の高まりが、さらにサディスティックな仕草を生んでいく。
だから乳首への責めは、1時間が過ぎても終わらなかった。
んっ・・・んっ・・・はぁっ・・・はっ・・・はっ・・・んんっ・・・
・・・・・・・・・・・・ぁ・・・あっ・・・
4時15分を指していた時計の針が6時ちょうどを過ぎる頃、麻衣子の口が小さく声を漏らし始めた。
陥没したままの乳首は皮膚の中で張り詰めるほど大きくなり、乳輪を包み込向け直樹の唇が柔らかい中の向こうに存在を感じるほどになっていた。
直樹は吸いながら、柔らかい肉の向こうに感じる小さなシコリを唇で噛んでいく。
麻衣子はもう、はっきりと喘いでいた。
肩を上下させながら熱い息をしては唇に挟まれるたびにビクッと体をよじり、舌が乳首の頭を突くたびに頭を振り、乱れる。
あぁっ、、あっ、、、、あっ、あ・・・あぁっ!
直樹が手首を離しても、もう乳房を隠そうとはしなかった。
ただ快楽に飲み込まれ、体を捩りながら喘ぎ続ける。
そして直樹の右手が膝に触れても、その指先がスカートを押し上げながら太腿を登っていっても麻衣子はそのままにさせ続けた。
直樹の指先は膝から太ももの付け根まで登り、下着のゴムにまで到達してはまた降りていった。
そうして何度も往復してから、ようやく太ももの内側を登っていく。
ぁ・・・ぁ・・・あっ・・・
乳輪を吸う唇に、麻衣子が太ももの指先に意識を向けているのが伝わってくる。
直樹の指は下着まで到達するとそのまま止まり、指先で下着に触れて動き始めた。
麻衣子の下着は、指先にはっきりと感じるほど熱く、濡れていた。
アァアアァァァッ!!!
下着の表面を上下に動いていた指先が、小さな突起を見つけると押し潰した。
その瞬間に麻衣子は大きく背中を反り、天井を仰いで頭を振り乱しながら叫んだ。
そこが小さな学生用のアパートである事実は、その意識から消え去っていた。
薄い壁の向こうに誰かがいるかもしれない可能性も、2センチほど開いたままの窓ガラスも、気にする余裕はなかった。
初めて体験する快楽の相手が彼氏じゃない事すら忘れ、ただ快楽に喘いでいた。
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