直樹は鼻歌でも歌い出しそうな顔で、ポケットから取り出した携帯を操作している。
佐藤祥太は待ちきれない表情で、そんな直樹を見ている。
麻衣子は俯いたまま、そんな2人と、ヘラヘラと笑ったまま自分を見つめ続ける加藤健二の視線を感じていた。
「お、これなんて良いな。ほらっ」
直樹が操作していた携帯の画面を机の真ん中に置く。
2人には口々に「おおっ!」「うわっ!」と驚きの声を上げた。
麻衣子は2人の声につられるように、俯いたまま視線だけを、自分の机の真ん中に置かれた携帯に向けた。
携帯の画面には、麻衣子の股間が写っていた。
左手の細い指先がスカートの裾を摘んで捲り上げ、つま先で立った両足をガニ股にしてしゃがむ女の下半身だけの画像。
そして右手の白い人差し指と中指が淫唇を左右に開き、充血した粘膜と小さく開いた膣口から垂れる愛液が写っていた。
「すげぇカッコ・・・」
「・・・めちゃくちゃ濡れてる」
画面を覗き込む2人が、口々に感想を漏らす。
そして満足そうに下品な笑みを浮かべる直樹が、その指で携帯の画面をなぞる。
次に表示されたのは麻衣子の顔だった。
制服を着たまま跪き、カメラを見上げている。
その顔にはベットリと精液の筋があり、右の目蓋に伸びた筋のせいで左目だけをカメラに向けている。
左手を添えたチンポにほうずらしながら、嬉しそうな笑顔で、右手は右の頬の横でピースサインを作っていた。
「うわっ・・・エロい・・・」
「・・・コレ、喜んでんじゃん」
「だよな、ピースしてるし」
「マジで嬉しいんじゃね?」
話している2人に、煽るように直樹が続ける。
「出してもらったからピースなんだよ!」
「ちょーし、のんな!」
加藤健二はそう言いながら笑った。けれど
「や、でもマジでこの顔さ」
そう言いながら麻衣子に向けられた佐藤祥太の視線を追いかけるように、麻衣子に向けられた。
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