「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、、、」
早朝の直樹の家には、麻衣子の喘ぎ声が響いていた。
麻衣子は下半身だけ裸になり、直樹の体に跨がり腰を振っている。
その顔に、初体験の日のような痛みはもう感じられない。
ただ快楽だけを感じながら、腰を前後に動かしている。
体を快楽に反らしても、腰は同じペースで前後に動いている。
それは、処女喪失からたった数週間しか経っていないとは思えないほど、毎朝の繰り返される行為に、週に何度かの徹底したセックスの時間に上達していた。
あの日から麻衣子は、合鍵で直樹の家に入るとスカートを脱ぎ捨て、下着をカバンに入れてからチンポを舐めるようになった。
そしてチンポが固くなり直樹が目を覚ますと、自分から跨がり腰を振った。
毎朝の『オナニー』であったはずの口での奉仕は『目覚まし』に、そして『オナニー』は騎乗位でのセックスに変化していた。
「あぁっ、あっ、あっ、はぁっ、はっ、あっ、、、」
「それで?」
『目覚まし』に目を覚まし、寝転がったまま『オナニー』をする直樹が、その日にしていた質問を続ける。
「あっ、あっ、、、ら、来週の記念日は、あっ、あっ、、、月曜だから、、、あぁっ、あっ、あっ、、、」
「あっ、用事があるからって、、、あっ、あっ、あっ、あっ、、、」
「断ったのか?」
「あっ、うんっ、あっ、あっ、家に居なきゃいけないからっ、あっ、あっ、用事だからって、あぁっ、、、」
月曜日は、家の都合で早く帰る。
それは彼氏との間に増えた新しい『ルール』だった。
もちろん麻衣子は家になど帰らず直樹の家に直行する。
本当は家の都合など何もないが、聞かれても説明をはぐらかしている。
月曜日が定休日である彼氏のアルバイト先の都合を利用した嘘などとは言うはずもない。
そしてその事で麻衣子が直樹の家に通う日は激増した。
アルバイトが3日ある週などは、月曜日と合わせてほぼ毎日になる。
※元投稿はこちら >>