ガニ股になって直樹の頭に跨る麻衣子は、左手でスカートを捲ったまま 右手で直樹の頭を撫でている。
中腰になった姿勢は下品で、自分から腰を突き出しているようにしか見えない。
大きく指を開いて直樹の頭を掴んで撫でる右手は、直樹の頭を自分の腰に引き寄せているように見える。
直樹はクリトリスを舐めながら 麻衣子の目を見つめながら言葉を投げる。
麻衣子は舌に与えられる快楽に喘ぎ、腰をクイックイッとくねらせながら言葉に答えていく。
恥ずかしくて答えられないと 直樹の唇が突起に吸い付いて催促した。
麻衣子が答えるとまた言葉が投げられ、答えるまで責め続けられる。
そんな事を繰り返すうちに、麻衣子は何の抵抗もできなくなり、全てに正直に答えていく。
狭い学生用アパートの一室。
安っぽい薄い壁に 麻衣子の卑猥な喘ぎ声と恥ずかしい言葉が響く。
1Kの寝室からは、開いたままの扉から玄関の鉄の扉が見えている。
ベランダの窓は今日も数センチほど開いたままだ。
静かにしていれば外にある鉄の階段を上がってくる足音さえ聞こえる環境だという事を 麻衣子はもう考えられなくなったまま喘いでいる。
耳をすましていれば、廊下のコンクリートを歩く音さえ聞くことができるアパートだと忘れてしまっている。
部屋に入った時に、何度も隣のテレビの音が聞こえていた事など、もう麻衣子の意識の中にはない。
そして直樹の言葉はエスカレートしていく。
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