あぁっ・・・あぁっ・・・あっ・・・あっ・・・
麻衣子は立たされたまま、乳房で這う舌に喘ぐ。
直樹は腰を屈め、頭を大きな乳房の上で動かしている。
左胸の陥没した乳首を舐められながら右胸を揉まれ、右胸の陥没したままの乳首をチロチロと舐められながら左胸を揉まれた。
そしてまた柔らかい乳房の内側で乳首が固くなっていくのを感じながら、増していく快楽に体を捩った。
麻衣子の反応は、回を重ねるごとに快楽に従順になっていった。
あんなに恥ずかしそうにしていたのに、今ではもう舌が触れた瞬間から感じるままに声を上げている。
優しく舐めればゆったりと、強く刺激すれば激しく反応する。
体を捩り、反り、声を上げた。
「じゃ、次次っ!」
乳房から唇を離した直樹が、そう言いながら床に座る。
手を後ろにつき、立ったままの麻衣子を見上げる。
麻衣子はその姿勢が何を意味するのかを、これまでの何度かの行為で知っていたが動かずにいた。
そんな麻衣子を直樹は言葉で急かす。
勝ち誇ったようなニヤニヤとした顔で、当然のように。
「・・・恥ずかしいよぅ」
「いいから、ほら」
卑猥な笑顔のまま、見下ろす麻衣子の視線の先で 口を開いて舌をチロチロと動かす。
「んっ・・・ダメだって」
「ほらっ、早くっ」
麻衣子は羞恥心に押しつぶされそうな顔で懇願する。
けれど視線は、左右に、上下に揺れる直樹の舌から動かすことができないでいた。
「・・・ほらっ」
「・・・」
「ほら、早くっ・・・」
また今日も、湧き上がる欲望に麻衣子が負けてしまう。
舌の動きが快楽の記憶を蘇らせ、欲求を抑えられなくなる。
そして麻衣子は、自分を見上げる直樹の目の前で、両手で下着を脱ぎ始める。
両手の指が、スカートを捲り上げながら太腿を登っていく。
白い下着に指を掛けて、ゆっくりと下に降ろしていく。
右足から順番に下着を抜くと、麻衣子は両手を後ろに突いた直樹に近づいていく。
上半身を後ろに斜めに傾けた直樹の顔を、跨ぐようにしながら自分の腰を直樹の顔にあてがっていく。
「・・・舐めて欲しいの?」
顔を麻衣子の足に挟まれた直樹が、薄い陰毛が鼻に触れるのを感じながら言う。
「・・・うん」
「・・・・・どこを?」
片手でスカートを捲ったまま、足をガニ股にして直樹の頭を跨ぐ卑猥な姿になった麻衣子。
直樹の唇から数ミリしか離れていないクリトリスは快楽への期待に膨らみ、直樹が何かを言うたびに息を、空気の振動さえも感じている。
愛液を溢れさせている膣口に息を感じるたび、麻衣子は無意識のまま膣口をパクパクとさせていた。
「・・・」
「・・・どこを?」
「・・・・・・・・・クリトリス」
「・・・・・・」
「・・・クリトリス、舐められたい」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・お願いします・・・クリトリス、舐めてください・・・」
そんなやりとりの後、ようやく直樹の唇の間から舌が出てくる。
その顔は邪悪な笑みを浮かべている。
けれどスカートを捲り上げながら見下ろす麻衣子には、直樹の顔はほとんどが自分の股に隠れて、情熱的な目しか映っていなかった。
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