「校長先生、祥子です」
「3年C組の祥子です。失礼します」
「ああ。そこにかけて」
ソファーを指差すと、校長は祥子の格好を確認した。
『乳首見せつけて。あの男の話は本当か』
「体調はどうですか」
「はい。大丈夫です」
「そうですか。それは良かった」
「ありがとうございます」
「呼び出したのはね。君が入院中に君のことについて問い合わせが多く来てね」
「はい」
『RINってこともバレてるのかな』
「3年C組かとか、学校解放日の日時、体育祭や文化祭の日時など全て男性でね」
「はい」
「君、生徒手帳はあるか」
「はい。落としたみたいです。後で報告しようと思ってました」
「生徒手帳を拾ってくれた方からも連絡があってね」
「はい」
「直接返すと言って聞かないんだ」
「はい」
「入院中と説明したら、退院後に連絡くれと言ってね」
「はい」
「まあ、生徒手帳は新しいモノを渡すから連絡しなくても良いが、秘密を知ってるらしいよ。その秘密とは何だ?」
「何でしょう?わからないです」
『やっぱりバレてるのかな』
「君はタトゥーしてないか?」
「えっ?」
「もしタトゥーしてたら校則違反で退学に...」
「校長先生、ちょっと待ってください。退学は酷すぎませんか?」
「ん?山下先生は知ってたのか?」
「えっ?いえ」
『知らないふりするしかない。祥子、ごめん』
『肉便器の方か。RINで生きていくから退学でも良いけど』
「はい彫ってます」
「祥子。何を言ってる」
「先生ごめんなさい」
「君、確認させてくれ」
ソファーから立ち上がると、スカートを捲って見せた。
「何て読むのだ?」
「肉便器です」
「肉便器とは何ですか?」
「不特定多数の方の処理を...」
「処理とは?」
「性処理に使ってもらってます」
「具体的にどう使ってもらうのか?」
「はい。マ○コとア○ルに中出しして.........」
「今まで、どのくらいの処理を?」
「わからないです」
「スカート直しなさい」
「山下先生、確認しましたか?」
「はい」
「では、山下先生は授業へ」
「えっ?」
「授業へ」
「わかりました」
山下は退室した。
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