りえ
「なんでこんなことを・・・」
「なんでこんなことをするんですか?」
「私が何か気に障ることしたんですか?」
サトシ
「君を手に入れたいからに決まっているでしょ」
「でも、それは元はと言えば、君がいけないんだ」
「僕はこっそり見守っているだけで良かったんだ」
「それを君が、僕をずっと誘惑してきたんだ。」
「こんな童顔で華奢で可愛らしく物静かな君が、セックスレスだからって、毎日家でオナニーばかりして、
挙句の果てには、コンビニではしたない変態行為を繰り返して僕を挑発したんじゃないか」
「僕が出勤している時に、何回もあんな下品なことしてりえをオカズにしてください。って僕を誘惑したんだ」
「君がいつも使っているおりものシートのメーカー。」
「いつも家庭ごみから出るあなたのおりものシートの匂い・・・」
「すぐにあなただって分かったんだ。なのに何回も何回も生理前になると僕を挑発しにきたのは君だ」
「だから自分のものして、いっぱいオカズにしてあげることを決めたんだ」
「それにもう僕は君を誘拐までしてしまった。後には引けないんだ」
りえは必死で目をつぶり首を横に振った・・・
この現実に・・・
あまりの色々なことに対するショック・・・
何もかもを認めたくなくて、ただただ首を横に振っていた・・
夫のことも・・・
最近自分に触れてもきてなかったのに・・・
自分の家庭ごみをずっと漁られ、生活を覗かれていたことも・・
盗聴までされ何もかもが筒抜けだったこも・・・
ずっと人には隠し続けてきた、りえが淫乱な本性を知られたことも・・・
その事実を受け入れるだけの容量がなっかった・・・
この現実から逃げ出したかった。
そして、この男の何もかもが怖かった・・・
サトシ
「旦那も不倫してたし」
「もう君は僕のものになるしかないんだよ」
「僕の愛を受け入れてくれるよね?」
りえ
「・・・」
心がどこか遠くへいっていた。
サトシ
「僕に愛を誓ってくれるよね?」
男は、強くりえの肩を何度も揺さぶる。
りえ
「私はものじゃないの」
「私のことを本当に愛しているのならもう自由にしてください」
「それが本当の愛情です。」
小さくボソボソと呟き
大きく開放される窓から芝生の方へ裸足で逃げ出した・・・
ドレスに足が絡み転びそうになりながら
ウェディングドレスを持ち上げ必死で逃げだした・・・
ここがどこであるかも分からず
広大な敷地の中を逃げた・・・
逃げ切れないと分かっていても、
この場所から・・・
この現実から逃げ出したかった・・・
男は、その様子をしばらく見ていた。
そして、テラスに置いてある用具庫に
テント用品などのアウトドアグッズが収納されていることを思い出した。
その用具入れを何かを探すようにゴソゴソとあさりだした。
そして、色々なものを袋に詰め、男は無言で後を追った・・・
りえは泣きながら走っていた・・・
なんでこんなことになったのか・・・
ドレスの走りぬくさ、ドレスの重みに
どんどんスピードは落ち、走っているのか歩いているのかも
分からないぐらいだった。
男はいつの間にか、もう真後ろに追いつき
りえの後ろに長く伸びるドレスの裾を捕まえた。
りえはバランスを崩し転んだ・・・
そして、りえを芝生の上に仰向けに押し付け
正常位の体勢で、上から覆いかぶさった・・・
男のでかい体の肉厚に圧迫されて身動きがとれない。
サトシ
「逃げ切れないの分かって逃げないでよ」
「無駄な体力使うだけじゃん。」
「それに逃がす訳ないでしょ。やっと手に入れたんだから」
サトシ
「さっき、本当の愛??がどうの言ってたけど、愛の形なんてそれは僕が決める。」
「君が受け入れないなら、力づくでも受け入れさせる。」
「それだけ。」
りえが動けないように、体重をかける、
強引にりえの両手首に持ってきた手枷を装着した。
そして、先ほど用具入れから持ってきた
テントやタープを固定する為の杭を手に持ち
りえの手を片手ずつ、頭の上にバンザイするよう押さえつけ
手枷のチェーンと杭を繋ぎ、ハンマーで芝に杭を打ち込んだ。
りえの両手はバンザイするようにキャンプ用品の杭で
芝の地面に固定され身動きが取れなくなった。
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