りえも車が発進していることは分かっていた。
かなり蛇行していたので、りえは動きを止めた。
口に咥えていることにただただ、耐えていた。
舌も頭も動かすことはなかった。
男は興奮からダラダラと我慢汁が溢れていた。
りえが自ら動かないこともあり、男は髪を掴み自分で上下に動かしたり
喉の奥深くに押しやる・・・
りえはこの男の体液を飲み込みたくなくて
全部ダラダラ口から垂れ流していた・・・
サトシ
「ちゃんと舌を絡めてよ。」
「君で興奮してこんなに勃起してるんだから、ちゃんと気持ちよくさせてよ」
「後で入れてほしいんでしょ?」
「ちゃんとしてくれないと、入れてあげないよ。」
りえは意地で動かなかった・・・
時より喉の奥を刺激されることもあり
口に溜まる我慢汁も唾液も全部を垂れ流していたせいで
金玉袋もヌルヌルになり、シートにも大量の涎があふれていた・・・
ちんぽも金玉袋もヌルヌルになっていくのが余計に卑猥で厭らしかった・・・
案の定、男は興奮して我慢ができなくなったのか、
それとも、一行にただ咥えているだけのりえに頭にきたのか
車を道路脇のスペースに停めた。
サトシ
「ぼくはこんなに君のことが好きなのに、どうして君は僕を好きになってくれないの」
「もっと僕にも尽くしてよ。もう君には僕しかいないんだよ」
「分かった?」
りえの顔を掴み、何度も分かったか聞いてきた。
りえは何も答えなかった・・・
男は再び、りえの髪を鷲掴みにして強引に口にねじ込んだ。
サトシ
「ちゃんと舌を絡めて気持ちよくして」
りえは何もしなかった・・・
サトシ
「君がそういう態度なら分かったよ。」
「もういいよ。もう知らない」
思い通りにならないと、すぐ感情的になり
力でねじ伏せてくる・・・・
両手でりえの頭を掴み、何度も何度も激しく上下させるが
何も尽くそうとしない態度には怒り
力づくでりえの衣服を剥ぎ取り全裸にした。
りえ
「やめて、いやだ。もうやめてください。こんなの犯罪です。」
「どんどん罪が重くなりますよ。」
「だからやめて。」
サトシ
「君が僕の愛を受け入れてくれないのがいけないんだ」
「元はといえば、君が僕に気を持たせるようにしたのがいけないんだ」
到底、りえには納得できない言い分だった。
りえ
「私は結婚しているし、あなたの願いを叶えることはできないの」
言葉を慎重に選んだ・・・
「わかってくれる?私を大切に思っているなら分かって」
「今、やめてくれたら、警察にも行かないから、これで終わりにしてください」
りえは諭すように言った。
その言葉が男はショックだった・・・
サトシ
「ぼ、ぼくは君のためを思って、色々計画したんだ。」
「君はぼくのものなんだ」
りえ
「わたしの心はものじゃないの、感情があるの」
男は無言で車を降りた。
視界を奪われているだけに、音を頼り男の気配を探す。
するとものすごい勢いで、助手席のドアが開いた。
男は力づくで、全裸のりえを車から引きずり下ろした。
そして、無言で車に乗り込み車が急発進して、その場から居なくなった。
りえ
「えっ槌でしょ。」
「こんな格好で・・・」
手錠をはめられ、全裸のまま放置されたことにパニックになる。
どんな場所に放置されたのか分からず、慌ててその場にしゃがみ込み身を縮める。
動揺して頭が回っていなかったが、
手錠はされているが、後ろ手にされているわけではないことに気づき、
急いでアイマスクをずらし当たりを見渡す・・・
街灯もほとんどない真っ暗な山道だった。
少し肌寒く、全身に鳥肌が立っていた。
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