おそらく、見た目から絶対、こんなはしたないことをするのがりえだとはバレない自信があった。
黒髪で身長150cmの大人しい可愛いらしい女性。まわりは昔からりえをエロと結びつけてはいけない
というような存在だっただけに絶対にバレないと確信していた。
だから、近所のこのコンビニで何度もこのおりものシート遊びが辞められなかった。
ただ、りえにとっての誤算だったのは、このコンビニには以前からりえに思いを寄せる30歳前半のサトシが
アルバイトしていたことだった。
あまり人との繋がりが苦手で、数年前まで引きこもっていた男だが、
身長は180cmぐらいある巨漢。
体は大きいが気が弱いことから、昔から太っていたこともあり、デブでキモイと散々虐められてきた過去があった。
父親は大手企業の重役ということもあり、家族カードを持たされていることもあり実際働かなくても良かった。
ただ、ずっとこのままと言うわけにも行かず、将来を心配した母親や外部の人たちからの勧めで
社会に馴染むための訓練としてバイトを始めた。
最初は全然やる気もなかったが、当然もの覚えも悪く、
慣れないレジなどに入る時は、お客のイライラがモロに伝わってきた。
中にはキレる客もいた。
そんなバイトを始めた頃、小柄で可愛らしいりえが買い物にきた。
優しそうで清純なオーラを放っていた。
一目惚れだった。
仕事に慣れないのと、自分のドストライクの女の子を前にして、
いつもよりレジがもたついてしまった。
でも怒ることもせず、りえは優しく見守ってくれた。
なんとか無事に会計が終わった。
りえ
「ありがとうございます。頑張ってくださいね」
購入物を受け取る際に、初心者マークが名札についていることもあり
優しく笑顔で声をかけた。
それがサトシにとっては天にも昇るほどの嬉しさだった。
それをきっかけにドンドンとりえに惚れていった。
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