「あのね。今度箱根に出張になったの。」
「お前も来ないか?新婚の頃よく行ったあのホテルだよ。僕達が昼間仕事中は、部屋で、のんびりして温泉にでも入っていればいいしね。」
「3人で旅行なんて初めてじゃん行こうよ。」
「そうね。久しぶりに旅行に行きましょう。その代わり主人は別の部屋。私は貴女と泊まるわ。この人枕が変わると寝れないから、いつも風呂でスマホ見ながら過ごしているから可哀想だから。」
「全くKちゃん。いい奥さん貰ったわね。1人だったら有料チャンネル見放題だもんね。」
「バカ!はっきり言うな。アホ。」
3人は大爆笑した。
実はこの前の教師夫妻に、箱根に勉強合宿という名目で各学校の札付きを集めて処分する様に、文部科学大臣から指示があり、大臣や各界の重鎮が参加するいわゆる上級国民のストレス発散のパーティだ。
僕達は夫妻の大親友という事で参加が認められた。妻は元々上級国民のご子息だから問題無かったのである。
箱根に着くと大臣たちが妻の所に行き、
「これはこれはお嬢様。お久しぶりです。お祖父様やお父様には本当に私お世話になったのです。お美しくなられて感激です。」
「Kちゃんの奥さん凄いんだね。大臣がペコペコしてるよ。」
「親のコネで就職すると自由が効かないから、僕達の会社に来たらしいよ。本当の上級国民は窮屈なのかもな。」
「ねえ。仕事は明日の朝からでしょ。3人で家族風呂入らない?大浴場だと知らない人いるし部屋の風呂は狭いから。友達だからいいわよね。」
「僕は構わないけど。」
「私も構わなくてよ。」同期の彼女が否定しなかったのは以外だった。妻がトイレに行ったので、
「どういうつもりだよ。普通断るだろ。」
「バカね。断ったら私がKちゃんと浮気をしてると認めたのと同じよ。」
家族風呂は高級ホテルだから、安いホテルの大浴場並に広かった。
「いいお風呂ね。あなたいつも仕事でお世話になっているんだから彼女の体洗いなさい。」
「奥さん流石に恥ずかしいわ。」
「じゃあ洗いっ子しましょう。私が主人洗うから貴女は私を洗って。あなた、今日は前から洗うわ。」
僕は妻の背中を洗っている同期の彼女の裸を見ながら妻に前を洗って貰うという状態に、彼女の裸はあいつは殺人の時裸で拳銃を射って脱糞するから見慣れているはずなのに勃起してしまった。彼女は口パクで、
「バカ、何んで勃起してるのよ。変態。」
と言って下を向いた。
「あら?あなた凄いわ。こんなに勃起して新婚頃思い出すわ。最近は私とお風呂に入ってもここまで大きくならないのに。彼女の裸見たからだな。」
「奥さん!Kちゃんとは何もないわよ。信じて。」
「そんな事分かってるわ。夫婦だもの。この人がこんなに勃起したのは、あなたの裸見て違う事思い出してスイッチが入ったのよ。貴方達上級国民になってからよく出かけるわね。何してるの。大体想像は付くけど話して欲しいわ。」
「ふぅ。あのね、あなた達はセックスはしてないけど、普通の人の浮気より凄い事やってるのよ。
主人は貴女がタイプなのよ。夫婦だから分かるのよ。そのきつい美人顔がね。貴女だって主人と遊ぶと楽しいでしょ。この人面白いから。多分先に二人が出会っていたら絶対結婚していたはずよ。
貴女に彼氏が出来ないのは、主人が好きだからよ。私が見て上げるからセックスしなさい。これなら浮気になら無いでしょ。」
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