剥き出しになり、広げられた娘の股間が父の鼻先を掠めながら蠢めいていた。
肉の色をした花弁が咲き誇り、てらてらと光沢を放っている。
少女の淫らな汁が男の顔に塗りつけられていた。
塗り付けられた淫らな汁が放つ牝の匂い。
妻よりも匂いが濃いような気がする。
妻よりも粘りが強いような気がする。
限界であった。
昨夜に引き続き、男は獣に戻っていた。
ただ、ひとつだけ違うことがある。
それは、明確な意思があることだ。
それは娘を抱く決意だ。
血の繋がりが無くとも大切に育てていた少女。
最愛の妻から託された二人の娘のうちの一人。
もし、ここで自分だけが正論を盾に顔を背けたなら、少女は正真正銘の孤独に陥ってしまう。
娘を堕としてしまったのは自分なのだ。
ならば一緒に堕ちるしかない。
男は眼の前に晒された少女の股間に舌を伸ばした。
開かれた肉の谷間に沿って舌を這わす。
あっ・・。
娘が躯を反らした。
そのシルエットは四本足で歩く動物のようだ。
躯を捻じり、くねらせながら唸る獣。
まるで少女の意思とは別の存在に支配されているかのように獣の腰がうねる。
娘の秘部が男の舌を求めていた。
もっと奥まで舐めてあげよう。
男は少女の尻の肉を鷲掴みにした。
掴んだ肉を左右に開く。
娘の菊座が眼に入った。
ここはどうなんだ。
ぁあァッ・・。
獣の唸り声に複雑な旋律が生じる。
まるで楽器のようだ。
弦を弾けば、或いは鍵盤を叩けば音が奏でられる楽器。
だが、この柔らかな楽器のどこをどう弾けば、どんな音がするのかが分からない。
今度はここだ。
違う場所を違う方法で攻めてみる。
おや、そんな音がするのか。
夢中になって少女の尻を捏ねた。
硬い尻だ。
捏ねれば柔らかくなるのか。
太腿を掴む。
細くて折れてしまいそうだ。
薄い胸を吸ってみた。
吸ったら肌が破れてしまうかもしれない。
いつの間にか、父は娘を組み伏せていた。
昨夜と同じだ。
違うのは娘が歓喜に満ちていることだ。
昨夜は泣いていた。
だが、今は哭いてる。
楽器だからな。
良い音がする。
湿った音。
泥を混ぜるような音。
肉を打つ音。
合間合間に少女が叫ぶ。
気付いた時には、二匹の獣は全身を汗だらけにして絡み合ったまま果てていた。
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