何事かを発しようとする男を黙らせるかのように、少女は広げた局部を押し付けて唇を塞ぐ。
「・・口で・・して欲しい・・の。」
呟くと同時にコダマは、全身がカッと熱く火照る程の恥ずかしさに酔う。
欲望を露わにするだけで、ここ迄の昂ぶりが得られるとは。
既に躯の芯には熱が籠もり始めていた。
特に腰から尾槌骨、そして会陰の辺りはそれが著しい。
熱いような痒いような、もどかしい感覚を振り払うように腰を揺する少女。
揺する腰の動きに連動して秘裂が、男の鼻に触れた。
んっ
堪らえ切れず、吐息を漏らすコダマ。
父と娘、その立場が昨夜とは完全に逆転していた。
小刻みに腰を揺する少女。
溢れ出した蜜が、男の鼻から下を汚す。
「ね・・お願い・・・。」
それ以上は口に出せなかった。
口にしたら、どれ程までに恥ずかしいのだろうか。
口にしたら、どこまで堕ちてしまうのだろうか。
そもそも、堕ちてはいけないのだろうか。
恥ずかしくなりたいのだ。
堕ちたいのだ。
今更、いいではないか。
家族なのだ。
仮にも父と娘ではないか。
「・・一緒に・・ね・・?」
男が少女の、、娘の呼び掛けに抗うことは不可能になっていた。
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